バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が現地時間9月14日、スペイン・メディア『8TV』の番組内で、リオネル・メッシとアンドレス・イニエスタの契約延長問題に言及した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
 
 7月にメッシとの契約延長合意を明かしたバルサだが、8月に入ってジョルディ・メストレ副会長が正式な調印が済んでいないと認めて大きな話題をさらった。バルサとメッシの現行契約は2018年6月までのため、今シーズンは契約最終年となる。
 
 そんななか、バルトメウ会長は、「できれば年内中にメッシのサインと一緒に写真を撮りたい」と、今年中に正式な契約延長の公にしたいとしつつ、「肖像権を持つ父親とはサインをしてある。この契約は2022年までで、メッシはすでにその契約下でプレーしている」と明かしている。
 
 また、同じく契約が2018年6月までとなっており、去就が騒がれているアンドレス・イニエスタについても、バルトメウ会長は、「次の契約は特別なものとなる」とコメント。詳細は明かさなかったが、代理人と長く交渉しているとし、イニエスタがバルサで続けることを望んでいると強調した。
 
「イニエスタは我々だけでなく、若い人たちにとっても手本となる選手だ。彼が望む限りここでプレーしてもらいたいし、それは彼も知っているはずだ。何より彼はその権利を手にしたのだからね。ソシオには安心してもらいたい。クラブと監督にとって、イニエスタは重要な存在だ。本人が望むときに終われるように、期限のない契約にするつもりで代理人と話し合っている」
 
 イニエスタとの生涯契約を結ぶ思惑であることを明言した同会長は、ネイマールをパリSGに売却しながら、パウリーニョやウスマンヌ・デンベレらを獲得した今夏の補強についても「不満はない」と話している。
 
「補強にはとても満足しているよ。我々は右サイドバックを望んでいたが、(ネウソン・)セメドが来てくれた。中盤ではパウリーニョを獲得し、ネイマールの代役は(ウスマンヌ・)デンベレだ。それに、(ジェラール・)デウロフェウの復帰にも非常に満足している」
 
 その補強が実ったのか、バルセロナはスペイン・スーパーカップでは宿敵レアル・マドリーに敗れたものの、リーガ・エスパニョーラでは開幕から3連勝を飾って首位に立ち、チャンピオンズ・リーグでもユベントスとの開幕節で3-0と快勝と、好スタートを切っている。
 
 不信任決議に向けたソシオの署名活動も騒がれるバルトメウ会長。そうした逆風が吹くなかで、クラブの象徴と言えるメッシ、イニエスタと正式な契約延長にこぎ着けられるのだろうか。