[J1リーグ26節]神戸2−0札幌/9月16日/神戸ユ
 
【チーム採点・寸評】
神戸 6.5
風上を利用し、立ち上がりに先制点に成功。22分にCKから追加点を挙げたことで、慌てずに試合を運べた。

【神戸|選手採点】
GK
18 キム・スンギュ 6.5
27分頃の兵藤の直接FKや50分頃の早坂のコースをついた絶妙シュートなどをビッグセーブ。チームを連勝に導いた影の功労者。
 
DF
34 藤谷 壮 6
チャナティップに何度か突破を許したが攻撃では好プレーを連発。特に58分頃には相手DFを振り切って田中順に絶妙クロスも。
 
5 岩波拓也 6
12分頃には横パスを相手に奪われてピンチを招いた。だが、50分頃のジェイのシュートをブロックするなど全体的には及第点。
 
3 渡部博文 6.5
22分に藤田からのCKを頭で決め、値千金の追加点を挙げた。守備でも11分頃の都倉のシュートをブロックするなど身体を張った。
 
24 三原雅俊 6
前節に続き左サイドバックで先発。攻撃では30分に精度の高いクロスで好機を演出。守備では55分頃にジェイの決定機を阻止した。
 
MF
16 高橋秀人 6.5
ボランチの宮澤や兵藤のパスを読んで相手の攻撃の芽を摘んだ。攻撃ではパスを左右へ散らし、効果的な縦パスでアクセントをつけた。
 
14 藤田直之 6
絶妙なCKで渡部の追加点をお膳立て。ボランチとして攻守のパイプ役をこなし、ゲームを上手くコントロールした。
13 小川慶治朗 6(90分 OUT)
豊富な上下動で勝利に貢献。38分頃には猛烈なスピードで守備に戻り、石川のシュートをブロック。40分には惜しいボレーシュートも。
 
21 田中順也 6.5(79分 OUT)
ポドルスキのシュートを相手GKが弾き、それを押し込んで先制。リーグ戦での移籍加入後初ゴールでチームに良い流れを作った。
 
FW
19 渡邉千真 6(72分 OUT)
シュート2本はやや寂しい。だが、前線からのプレス、くさびのパスの受け手、ドリブル突破など多彩なプレーでチームを牽引。
 
10 ルーカス ポドルスキ 7
MAN OF THE MATCH
自身のゴールはなかったが、田中順の先制点を引き出した。他にも強烈なミドルを含めシュート7本を放つことで相手の脅威に。
 
交代出場
MF
33 大槻周平 5.5(72分IN)
渡邉と交代でトップへ。激しいプレスでボールを追いかけ、83分頃にはボールを奪い、リターンパスでエリア内へ侵入。惜しい場面を作った。
 
DF
39 伊野波雅彦 6(79分IN)
逃げ切り体制の守備固めとして田中順と交代。出場時間は短いが、5バックの一角として出場し、札幌の猛追をしのいだ。
 
MF
29 大森晃太郎 −(90分IN)
出場時間は少ないため評価なし。だが、約5分間のプレータイムの中で何度かゴールに迫るなど見せ場を作ったのはさすが。
 
監督
吉田孝行 6
カップ戦も含め就任6試合で攻守を整理。攻撃ではポドルスキの特長を最大限に生かせるような布陣で連勝へ導いた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
札幌 6
開始4分に出鼻をくじかれて失点。この1点が最後まで重くのしかかった。内容では神戸を押し込む時間もあっただけに惜しい。
 
【札幌|選手採点】
GK
25 ク・ソンユン 5.5
相手を褒めるべき部分もあるが2失点は残念。特に田中順の先制点につながる、ポドルスキのシュートに対しての処理が中途半端だった。
 
DF
2 横山知伸 6
20分頃にはポドルスキの右足シュートをブロックするなど身体を張った守備が光った。だが、サイドに吊り出される場面も。
 
4 河合竜二 5.5(79分 OUT)
3バックの中央でDFを統率。周りと連系してポドルスキと渡邉を上手く抑えたが……。1失点目の田中順のシュートはもう少し寄せたかった。
 
24 福森晃斗 6
全体的には小川、藤谷の高速コンビに上手く対応。それだけに1失点目のこぼれ球への反応遅れが悔やまれる。65分頃の直接FKは惜しかった。
 
MF
26 早坂良太 6
田中順や三原に対応しながら、自らは積極的に攻撃を仕掛けた。50分頃には左足で強烈なシュートを放つが相手GKの好セーブに泣いた。
 
6 兵藤慎剛 6.5
51分頃にはボレーがバーに嫌われるアンラッキーもあった。全体的には豊富な運動量を活かし、攻守でチームにけん引した。
 
10 宮澤裕樹 5.5 (65分 OUT)
守備では中盤の底でバランサー的な働きを見せたが、攻撃面ではなかなか見せ場を作れず。65分に小野と交代。
 
32 石川直樹 6
守備では最終ラインまで戻り、攻撃では前線まで駆け上がった。11分頃の都倉へのワンタッチスルーパスは見事だった。
 
18 チャナティップ 6.5
勝っていればMOMの活躍。卓越したボールキープ力は相手の脅威に。10分頃にはヘイスの折り返しから惜しいシュートも。
 
FW
11 ヘイス 6.5
札幌の右サイドで攻撃の起点に。11分には岩波のパスミスを奪って持ち込み、兵藤の決定機も演出。90分間、存在感を示した。
 
9 都倉 賢 5.5(HT OUT)
何度か決定的なスルーパスを受けたが、ゴールに結びつけられず。前線での起点にもなれずに前半のみのプレーに終わった。
 
交代出場
FW
48 ジェイ 6(HT IN)
都倉と交代でピッチへ。中盤でパスを受け、叩いて前線へという動きで相手をかく乱。63分頃には決定機を迎えたが三原に阻止された。
 
MF
44 小野伸二 6(65分 IN)
宮澤と交代でボランチに。小気味良いワンタッチパスで攻撃のリズムを変えるなど存在感を示した。だが、チームを勝利へは導けず。
 
MF
38 菅 大輝 6(79分 IN)
センターバックの河合と交代で入り、左サイドバックへ。DFを3枚から4枚に変え、菅が積極的に攻撃参加。入ってすぐの80分頃には惜しいシュートも。
 
監督
四方田 修平 6
ゲームの入り方に課題があった中、4分という早い時間に失点。交代カードもうまく機能せず、苦い敗戦となった。
 
取材・文:白井邦彦(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。