9月17日、リーグ・アン第6節が行なわれ、マルセイユは2-0でアミアンを下した。
 

 リーグでは4節でモナコに1-6と大敗し、続くレンヌ戦(1-3)も守備が崩壊したマルセイユだが、ミッドウィークに行なわれたヨーロッパリーグ(EL)ではトルコのコンヤスポルを1-0で撃破。悪い流れを断ち切ることができたかどうかが、この昇格チームとのアウェーマッチにおける興味のひとつだった。
 
 新装オープンとなったスタッド・ド・ラ・リコルヌでの一戦は、地力ではマルセイユが上ながら、ニース戦、ストラスブール戦と連勝を飾っているアミアンが怯むことなく攻め、ポゼッションでも上回りながら相手ゴールに再三迫る。
 
 ともに幾度かフィニッシュまで持ち込んだものの、決定的なプレーまでには至らず、スコアレスで前半を終えた。
 
 定位置の右SBでスタメン出場を果たした酒井宏樹は前半、守備で右サイドと中央をカバーしながら、時折、機を見て相手陣内への上りを披露。そして後半は、決勝点の起点となった3日前のEL同様、立ち上がりからオーバーラップを仕掛けた。
 
 すると3日前と同じように、これがゴールを生み出す。52分、パイエの縦パスで抜け出した酒井が中央にグラウンダーのクロスを入れると、ボールは相手DFに当たりながら、CFのエヌジエによって軌道を変えられ、ゴール内に転がっていった。
 
 先制ゴールを奪ったマルセイユは攻勢を強め、ポゼッションでも大きくアミアンを上回る。そして55分には、パイエのパスで抜け出したトバンとうまくクロスしてラストパスを受けたエヌジエが、この試合2点目、自身通算5点目を決めた。
 
 酒井は先制アシストの後にも、上下動を繰り返しながら、自ら突破を試みるなど攻撃的姿勢も失わなかったが、その一方で守備では一矢を報いたいアミアンの反撃にしっかり対応し、危なげないプレーを持続した。
 
 前半は苦しんだものの、後半は理想的な試合運びで余裕を持って45分間を過ごしたマルセイユ。敵地で2-0の勝利を飾るとともに、リーグでの連敗も止め、悪いムードを払拭した。
 
 通算成績を3勝1分け2敗としたマルセイユは次節(9月24日)、トゥールーズをホーム、ヴェロドロームに迎える。