[J1リーグ28節]新潟0-2神戸/9月30日(土)/デンカS
 
【チーム採点・寸評】
新潟 5
前半10分までに3度の絶好機を逃すと、神戸に徐々に盛り返され、力負けした。奇跡の残留には勝利が絶対的に必要だったが、リスクを取ってギアを上げることなく敗戦。
 
【新潟|採点・寸評】 
GK 
1 大谷幸輝 5.5
2失点は喫したが、勇敢に間合いを詰めての守備がなければさらにチームは失点していただろう。
 
DF
8 小泉 慶 5
1対1で寄せが甘かったり当たり負けして、厳しさを欠いた。攻撃参加の回数も少なかった。
 
50 富澤清太郎 5.5
堅実な守備に加え、3分のボレー、28分のロングシュートと攻めでも気を吐いたが結果につなげられず。
 
4 ソン・ジュフン 5.5
スピードと高さを発揮し最終ラインを安定させたが、攻撃により積極的に関与したかった。
 
27 堀米悠斗 6
オウンゴールは不運だった。責任感ある1対1とカバー、攻撃でサポートする献身を貫いた。
 
MF
6 磯村亮太 5.5
広範囲をカバーし、身体を張って中盤での防衛線を築いたが、終盤の運動量の低下は避けられず。
 
13 加藤大 5(62分OUT)
中盤に落ちてくるポドルスキの対応に振り回され、肝心のオンザボールでプレー精度を欠いた。
7 ホニ 5
切り替えの遅さ、無謀な仕掛けでのボールロストで背後の小泉に負担を掛けた。ラストパスの精度も恐ろしく低い。
 
40 小川佳純 5.5(80分OUT)
厳しく警戒されていたとはいえ、パスミス、ボールロストが主導権を握り切れない一因となった。
 
9 山崎亮平 6.5
試合序盤に絶好機を立て続けに演出。劣勢の中盤以降も闘志は衰えることなく、攻守で奮闘。
 
FW
32 河田篤秀 5(73分OUT)
開始40秒での1対1を決めていれば、展開は大きく変わっていたはず。リーグ初先発は不発に終わった。
 
交代出場
FW
11 ドウグラス・タンキ 5(62分IN)
ボールが収まらず、交代出場してすぐの絶好機も利き足の左ボレーは枠をとらえなかった。
 
MF
17 伊藤優汰 5.5(73分IN)
左サイド、右サイドと位置を変えながら仕掛けてクロスを狙うが、決定的な場面は作れず。
 
23 酒井宣福 −(80分IN)
疲労の色が濃い小川に代わって出場も、運動量で前線を活性化させることはできなかった。
 
監督
呂比須ワグナー 5
残留の正念場にも関わらず、試合が動いてからの対応が相変わらず消極的。対症療法では何も変わらない。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
神戸 6.5
試合の入りは悪かったが、GKキム・スンギュの踏ん張りもあってしのぐと、徐々に流れをたぐり寄せた。幸運な形で先制した後は、ゆとりを持ってゲームをコントロール。4戦負けなしに。
 
【神戸|採点・寸評】 
GK 
18 キム・スンギュ 6.5
1分、70分の決定的なシュートをファインセーブ。韓国代表の実力を証明し、快勝の下地を作る。
 
DF
34 藤谷 壮 5.5(80分OUT)
対面の山崎の仕掛けに手を焼き、我慢のプレーが続いた。高い位置にも思うように進出できず。
 
5 岩波拓也 6
ここぞというところでの狙い澄ました潰しが効果的。新潟に起点を作らせず、攻撃力を削いだ。
 
3 渡部博文 6
堅実に守備しつつ、ビルドアップによく加わり、神戸のテンポ、リズムを作り出した。
 
24 三原雅俊 5.5
攻撃時にフリーで持てる場面が多かっただけに、クロス、ラストパスの精度に物足りなさ。
 
MF
16 高橋秀人 6(74分OUT)
中盤のバランスを取りつつ、要所ではひとりで守り切るタフネスを発揮。中盤を安定させた。
 
14 藤田直之 6
ボールを奪い返す局面で泥臭く、厳しくプレー。左CKは先制のオウンゴールを誘う。
 
13 小川慶治朗 5.5(66分OUT)
新潟の守備ブロックを揺さぶる効果的な攻撃への絡みが少なく、存在感が希薄だった。
 
21 田中順也 6.5
試合を通し攻守とも精力的に動き、チームの活力を保つ。派手さはないが、その献身抜きに完勝はなかった。
 
FW
10 ポドルスキ 6.5
自由に位置を取ると、その“引力”はやはり絶大で、新潟の危機感を煽り続けた。最終盤のゴールも見事。
 
19 渡邉千真 5.5
36分、51分、61分の決定機をものにしたかったが、守備の役割を果たしつつ、点を取れる位置にいたとも言える。
 
交代出場
MF 
29 大森晃太郎 6.5(66分IN)
中盤の左に入ると、勘所の良くボールを集配。力みの目立っていたポドルスキの負担を減らすとともに、ゲームをコントロール。
 
7 ニウトン 6(74分IN)
気合が空回りしすぎる試合への入り方だったが、すぐに落ち着いてボランチでフィジカルの強さを発揮。
 
DF
39 伊野波雅彦 −(80分IN)
右サイドバックに入ると冷静に状況を判断し、新潟の反撃を封じ込める。守備一辺倒にならない駆け引き。
 
監督
吉田孝行 6.5
チームの入りの悪さをハーフタイムに修正し、秩序を取り戻させると、後半は完全にペースを掴んだ。
 
取材・文:大中祐二(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。