[J2リーグ35節]岐阜2−6名古屋/10月1日/岐阜メモリアルセンター長良川競技場
 
【チーム採点・寸評】
岐阜 5
名古屋に真っ向勝負で挑むも完敗。ボールポゼッションでは負けてはいなかったが、プレー精度やフィニッシュを決めきるタレントの差が出た。中盤の攻防も流動的な名古屋に対し優位に立てず、守備が後手にまわった。
 
【岐阜|採点・寸評】
GK
25 ビクトル 5.5
相手を褒めるしかないシュートもあったが、6失点。最終ラインとの意思疎通を欠くシーンも見られた。
 
DF
17 大本祐槻 6
右サイドをいつも通りの上下動。スピードと思い切りの良い飛び出しで先取点を取ったが、後半はサイドの主導権を握れなかった。
 
15 田森大己 5
中盤のプレスが薄くDFに負担がかかったが、最要注意選手G・シャビエルを抑えきれず。前へつり出されるシーンも。
 
2 阿部正紀 5
得意とする前へのプレス、対人の強さで名古屋のタレントを抑えようとしたが、かわされてピンチに直結した場面も。
 
16 福村貴幸 5.5
今日はチャンス構築、クロスボールの供給も少なく、守備も後手にまわり裏を取られるシーンも。
 
MF
23 小野悠斗 5.5
中盤で攻撃のタクトをふるい、難波などへ決定的なパスも供給したが、点にはつながらず。
 
10 庄司悦大 5.5
攻守の中心としてプレーしたが名古屋の中盤に主導権は取られた。自ら点を取りに行く姿勢も実らず。
 
6 シシーニョ 6
マークが厳しいなか、ボールタッチ、視野の広さの高いスキルで2得点をお膳立て。笛にいらだつ場面もあった。
 
FW
7 田中パウロ淳一 6(58分OUT)
大本へのワンタッチパスで先取点を引き出した。ライン際ワイドに張り、中へ切れ込むドリブルは攻撃にアクセントをつけた。
 
14 風間宏矢 5.5(78分OUT)
攻撃の組み立てやスペースを作るなどトップの役割は果たしたが、シュートチャンスを決めきれなかった。
 
11 古橋亨梧 5.5(90+3分OUT)
福村とのコンビ、左サイドは岐阜の武器だが、いつものスピード、突破力をほとんど見せることができず。
 
交代出場
MF
28 永島悠史 5.5(78分IN)
攻撃の変化、ミドルシュートを求められたが、貢献できず。シュートもゼロに終わった。
 
FW
24 難波宏明 6(58分IN)
1ゴールでフィニッシャーとしての仕事は果たし流れも引き寄せかかった。オフサイドにはなったが他にもチャンスを引き出した。
 
19 藪内建人 −(90+3分IN)
Jリーグ初出場も時間が短く、ドリブルの仕掛けなど良さを見せることはできなかった。
 
監督
大木 武 5.5
岐阜と同様な攻撃的な名古屋に対し、いつも通りのプレーを貫かせた。後半、投入した難波が点をとったが、流れを取り戻せなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 7
序盤の岐阜のサイド攻撃に後手を踏み失点したが、G・シャビエルと佐藤のポジションチェンジでケア。G・シャビエルのハットトリックをも生み出したとも言えよう。前線の仕事が目立ったが中盤の働きが大量点に結びついた。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
16 武田洋平 6
岐阜の決定的なシュートをセーブし、流れを渡さなかった。ただし、つなぐ意識のあまりDFとのパス交換で不安定さも。
 
DF
15 宮原和也 6
右サイドで守備力の高さをみせた。駆け引きで岐阜の武器のひとつ、サイド攻撃を封じた。
 
8 ワシントン 6
序盤は安定感のないプレーが目立ったが、オーバーラップなど攻撃でも存在感を示した。
 
3 櫛引一紀 6
前半はGK、ワシントンとの連係が悪いシーンもあったが、持ち直しラインを維持した。
 
29 和泉竜司 6
序盤は安定感のなかった左サイドだったが、徐々に落ち着きを取り戻しては岐阜に思うようにさせず。サイドを駆け上がり攻撃へも貢献。
 
MF
23 青木亮太 6.5(88分OUT)
サイドハーフから流動的ポジションを変え、中央でも仕事をした。ゴール以外でも貢献度は高かった。
 
17 小林裕紀 6
派手なプレーはなかったが中盤でコンダクターぶりを発揮。田口とのバランスもよく攻守に貢献した。
 
7 田口泰士 7
ファインショットでのゴール、他の3ゴールを引き出したプレーは田口の真骨頂。G・シャビエルがいなければMOMもの。
 
44 ガブリエル・シャビエル 7.5
MAN OF THE MATCH
ハットトリック+1アシストで文句なしのMOM。トラップなど技術の高さ、判断力、ポジショニングなど彼の良さがすべて出た。
 
FW
28 玉田圭司 6.5(62分OUT)
下がってパス交換し、あらゆるエリアに顔を出すなど、得意なプレーで十分な仕事。アシストも記録。
 
11 佐藤寿人 6.5(68分OUT)
前半に中盤へポジションを変更しサイドをケア。G・シャビエルの2点目もほぼ佐藤のゴール。攻守に大きな貢献をした。
 
交代出場
FW
9 シモビッチ 6(62分IN)
点には絡まなかったが、ボールコントロール、パスカットなど攻守において十分な仕事をした。
 
38 永井 龍 6.5(68分IN)
ダメ押し点は、角度のないところへ飛び込み田口とのホットラインをつないだ。ストライカーとしての嗅覚を見せた。
 
19 押谷祐樹 −(88分IN)
ほぼ大勢が決したあとの出場だったが、サイドで試合をクローズさせるのに貢献した。
 
監督
風間八宏 6.5
サイドの守備のまずさを突かれた失点にすぐに対処。流れを取り戻し前半のうちに同点、逆転に繋げた。
 
取材・文:小崎仁久(スポーツライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。