チェルシーのロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチが2003年にチェルシーを買収して以降、中東やアジア、アメリカなどの資本家や実業家がプレミアリーグのクラブ所有する流れができ上がった。
 
 現在も中東の投資家たちによってニューカッスルやリバプールを買収しようとする動きが水面下で起こるなど、その流れはますます加速しそうだ。
 
 そんな中でイギリス紙『ミラー』が、プレミアリーグを支えるオーナーの総資産を掲載。TOP10を見ていこう。移籍金や年棒の高騰が止まらない“バブリー”なリーグだけあって、そのオーナーはやはり億万長者ばかりだ。(1ポンド=150円で計算)

1位:シェイク・マンスール・ビン・サイード・アル・ナヒヤーン
(マンチェスター・C/国籍:UAE) 
総資産:200億ポンド(約3兆円)
アブダビ・ユナイテッド・グループの会長を務め、08年に2億ポンド(約300億円)でマンCを購入。
 
2位:ロマン・アブラモビッチ(チェルシー/国籍:ロシア)
総資産:70.9億ポンド(約1兆6300億円)
ロシアの石油業、鉄鋼業で財を成した世界有数の大富豪。03年にチェルシーを4億ドルで買収し、11−12シーズンには念願のチャンピオンズ・リーグ制覇を成し遂げた。
 
3位:スタン・クロエンケ(アーセナル/国籍:アメリカ)
総資産:61.7億ポンド(約9200億円)
経営する『クロエンケ・スポーツ・エンタープライズ』はNBAやNFLなどアメリカのスポーツクラブを多数所有している。
 
4位:ライ・チュアン(WBA/国籍:中国)
総資産:47.3億ポンド(約7095億円)
昨年、買収を完了した際に「この偉大なクラブの新しいオーナーになれることに興奮している。このクラブの安定した組織を継続し、アイデンティティ―を変えるつもりはない」と殊勝な発言をした。
 
5位:ジョー・ルイス(トッテナム/国籍:イギリス)
総資産:43.5億ポンド(約6525億円)
イギリスの長者番付で6位に入る実業家。投資会社『タヴィストック・グループ』を通して多くの業界に投資をしている。
 
6位:スリバッダナプラバ家(レスター/国籍:タイ)
総資産:37.4億ポンド(約5610億円)
免税店『キングパワー』を築き上げたヴィチャイ・スリバッダナプラバは、10年8月にレスターを買収して会長に就任。現在は息子のアイヤワットが副会長を務め実験を握る。
 
7位:グレイザー家(マンチェスター・U/国籍:アメリカ)
総資産:37億ポンド(約5550億円)
2005年からマンUのオーナーに。マルコム・グレイザーは14年に85歳で死亡したが、現在は息子のジョエルとアブラムが共同会長を務めている。
 
8位:マイク・アシュリー(ニューカッスル/国籍:イギリス)
総資産:24.4億ポンド(約3660億円)
スポーツウェア業界で富を得た実業家。07年に41%の株を取得した後、07年のフレディ・シェパード前会長が辞任したタイミングで株を買い増した。
 
9位:コーツ家(ストーク/国籍:イギリス)
総資産:23.6億ポンド(約3540億円)
数多くのビジネスを展開し、ブックメーカーの『Bet365』がとりわけ大成功を収める。89年から97年までストークを所有し、06年に再度買い戻している。
 
10位:ジョン・W・ヘンリー(リバプール/国籍:アメリカ)
総資産:19.1億ポンド(2865億円)
MLBのレッドソックスなど数々のスポーツクラブを所有する『フェンウェイ・スポーツ・グループ』が、11年にリバプールを買収した。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部