パリへ渡って以降も、バルセロナへの愛着は薄れていないようだ。現地時間10月23日にイギリスの首都ロンドンで、「ザ・ベスト・FIFAフットボール・アウォーズ2017」が開催された。その式典に出席したネイマールの発言が話題を呼んでいる。
 
 国際サッカー連盟(FIFA)が主催し、2017年度の各賞を表彰する同アウォーズ。男子最優秀選手賞でクリスチアーノ・ロナウドとリオネル・メッシに次ぐ3位となったネイマールは、世界71か国2万6622人のプロフットボーラーの投票によって決まる『FIFProワールドイレブン』にも選出された。
 
 ベストイレブンに選出された際の舞台上では、同じく11人の中に入ったパリ・サンジェルマンのチームメイトでもあるダニエウ・アウベスとセルフィーを撮るなど無邪気にはしゃぐ姿を見せた25歳のブラジル代表FWは、授賞式後のインタビューで古巣バルサへの想いを語った。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
 
 今夏にサッカー史上最高額の2億2200万ユーロ(284億円)でパリSGへと移籍したネイマール。その後はジョゼップ・マリア・バルトメウ会長との不仲説が浮上し、同会長も「彼の行動はバルサの一員として相応しいものではなかった」と苦言を呈していた。
 
 しかし、今回のアウォーズの会場でバルトメウ会長と再開したというネイマールは、周囲の雑音を改めて一蹴するかのように、「僕とバルトメウ会長の関係は普通さ。さっきも何気なく会話したよ」と話した。
 
 また、2017年の大半をバルサで過ごしてきたネイマールは、古巣について問われた際に次のように明かしている。
 
「僕の心はいつだってバルサにある。だって僕はこのクラブで素晴らしいシーズンを過ごしてきたし、それは忘れることができないものだ。でも、今は別のことを考えなきゃいけない時なんだ」
 
 パリSGへの移籍が決定的となった際には、バルサ・ファンから「クソッタレの守銭奴」ともバッシングを受けたネイマールだが、いまだ古巣への愛着を隠さない。授賞式ではメッシやアンドレス・イニエスタなどと写真を撮るなど、元チームメイトとの再会を楽しむ姿も見せていた。
 
 ただ、「別のことを考えなきゃいけない」と話したネイマールは、パリSGでのパフォーマンスに集中しているようで、「もちろん、チャンピオンズ・リーグは重みのある大会だし、ぜひ獲りたいね」と飛躍を誓っている。
 
 はたして、ネイマールは今シーズンに欧州制覇を成し遂げ、C・ロナウドとメッシの牙城を崩し、来年度の同アウォーズで世界一の選手の栄冠を勝ち取れるだろうか。

【PHOTO】FIFA授賞式を彩った美女パートナーたち
 
 なお、『FIFProワールドイレブン』は以下の通りだ。
 
GK
ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス/イタリア代表)
 
DF
ダニエウ・アウベス(パリSG/ブラジル代表)
レオナルド・ボヌッチ(ミラン/イタリア代表)
セルヒオ・ラモス(R・マドリー/スペイン代表)
マルセロ(R・マドリー/ブラジル代表)
 
MF
トニ・クロース(R・マドリー/ドイツ代表)
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン代表)
ルカ・モドリッチ(R・マドリー/クロアチア代表)
 
FW
クリスチアーノ・ロナウド(R・マドリー/ポルトガル代表)
リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン代表)
ネイマール(パリSG/ブラジル代表)