[天皇杯準々決勝]C大阪 2-0 大宮/10月25日/金鳥スタ
 
 リーグ戦の勢いそのままに、C大阪が6年ぶりのベスト4入りを果たした。
 
 25日に行なわれた天皇杯準々決勝。金鳥スタジアムでは、今週末のJ1リーグ31節でも対戦予定のC大阪と大宮が相まみえた。
 
 今回の準々決勝は4回戦までと同様にミッドウィークの試合。C大阪はリーグ戦でACL出場権を争っている真っ只中。ルヴァンカップでも決勝に進出しており、連戦続きで選手たちの疲労度も高い。一方の大宮もJ1残留を目指す戦いが続く。そのため、両チームはリーグ戦からメンバーを大幅に変更。C大阪は9名、対する大宮も11人全員を入れ替えて準々決勝に臨んだ。
 
 その中で試合の主導権を握ったのは大宮だった。ボランチの大山啓輔やサイドハーフの黒川淳史という下部組織出身の若手を中心に攻撃を展開。最前線の大前元気などもタイミングよく絡み、敵陣へと押し込んだ。
 
 しかし、先に試合を動かしたのはC大阪だった。23分、セカンドボールを拾った流れから、左サイドを駆け上がった田中裕介が右足でクロスを供給。このボールにニアで福満隆貴がテクニカルなヘディングシュートを放つと、これがネットに吸い込まれ均衡を破る。
 
 その後も大宮がボールを動かし、C大阪がショートカウンターやセットプレーで好機を創出。ただ、互いにゴールを奪うまでには至らず、前半は1-0で折り返す形となった。
 
 そして、迎えた後半。前半と同じような試合展開となる中、再びC大阪が一瞬の隙を突く。54分、右サイドを関口訓充が駆け上がると、左足で中央に折り返す。これに澤上竜二が頭で合わせて貴重な追加点を奪った。
 
 2点のリードを奪った桜軍団。その後は大宮がより一層、前に圧力を掛けてきたが、集中を切らさない。要所を締めて、相手の攻撃をことごとく跳ね返していく。87分には大前に強烈なFKを撃ち込まれたが、GK丹野研太がファインセーブで得点を許さない。

 結局、最後まで堅守を見せたC大阪が2-0で勝利。12月23日に行なわれる準決勝へと駒を進めた。一方の大宮は2年連続のベスト4入りとはならなかった。