1994年のワールドカップで2トップを組み、ブラジル代表を世界王者に導いた名コンビ、ロマーリオとベベットが、政治の世界でもタッグを組もうとしている。スペイン紙『SPORT』などが報じた。
 
 80年代後半から90年代にかけてブラジル代表として活躍し、94年のアメリカ・ワールドカップで24年ぶりに母国に歓喜をもたらしたロマーリオとベベットは引退後、ともに政界へ進出した。

 ロマーリオは国会議員(下院議員)に、ベベットはリオデジャネイロ州議員に、いずれも2010年に初当選。ロマーリオは左派のブラジル社会党(PSB)、ベベットは中道左派の民主労働党(PDT)と、異なる政党での議員生活をスタートさせた。
 
 その後ロマーリオは、政党ポデモスの代表となり、14年にリオデジャネイロの選挙史上最多得票数で上院議員に当選しているが、そのロマーリオが18年に行なわれる上院議員選挙で、現在もPDTに所属するベベットに共闘を呼び掛け、みずからの政党から出馬するように提案したのだ。
 
「話し合いはすでに行なわれている。ふたたびこのデュオが見られる可能性は高いんじゃないかな」と、ロマーリオはSNSに投稿している。
 
 ブラジル紙『UOLエスポルテ』によれば、ベベットはまだロマーリオの提案を思案中であるという。はたしてベベットは、所属する政党を離れ、かつての盟友と共に選挙戦に臨むことになるのだろうか。今後の動きに注目したい。

文・ワールドサッカーダイジェスト編集部