スペイン・メディアは先日、9月に大腿二頭筋の腱断裂で離脱したバルセロナのウスマンヌ・デンベレが、年内最終戦のレアル・マドリーとのクラシコに間に合う可能性を報じていた。執刀医によると、その可能性は確かにあるようだ。

 パリ・サンジェルマンに史上最高額でネイマールを引き抜かれたバルセロナは、ボーナス別で1億500万ユーロ(約136億5000万円)という巨額の移籍金を支払い、ドルトムントからデンベレを獲得。ところが彼は、9月16日のリーガ・エスパニョーラ第4節(対ヘタフェ)で負傷離脱した。
 
 鳴り物入りで加入しながら、公式戦出場わずか3試合で長期離脱を余儀なくされたデンベレは、復帰まで最長で4か月を要するといわれた。しかし、現地時間11月7日にスペイン紙『アス』が伝えたところによると、執刀したサカリ・オラバ医師はスペイン・メディアで「予想より少し早く」デンベレが回復していると明かしている。
 
 オラバ医師によると、デンベレは11月中旬からボールに触れられるようになるとのこと。同医師は、順調な回復ぶりに本人も満足しているとし、12月23日に予定されているクラシコへの出場について問われると、「あり得るよ。だが、あり得るというだけで、完全な保証はできない」と答えた。
 
 もちろん、焦りは禁物だ。だが、オラバ医師は「再発のリスクはそれほど高くない」と続けている。
 
「彼は若い。怪我の回復は速く、正しく治っている。12月まで落ち着いて事を進めていけば、全てがうまくいくはずだよ」
 
 9月19日の手術が終わってから、デンベレはインスタグラムに「2か月で戻るよ」と綴るなど、早期復帰に意気込んでいた。さすがにそれは難しかったようだが、年内復帰の見込みが出てきたことは朗報に違いない。
 
 エルネスト・バルベルデ監督とチームメート、そしてサポーターは、デンベレが戻ってくる日を心待ちにしているだろう。