レアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドは先日、クラブとの契約を延長したくないと発言した。どうやらこの言葉は、近い将来の移籍を示唆するものだったようだ。

 C・ロナウドは今シーズン限りでの退団を希望している――。

 地元TV局『MEGA』の番組<El Chiringuito>でスペイン紙『As』のエドゥ・アギーレ記者がそう語ったのは、現地時間の11月14日。同記者のスクープによると、クラブはすでにこのポルトガル人ストライカーの希望を把握しているという。選手がフロレンティーノ・ペレス会長に直接伝えており、「移籍しやすい状況を作ってほしい」と求めたという。

 だがどうやらペレス会長に、今シーズン終了後に放出する考えはないようだ。現行契約は2021年6月までとなっており、すでにC・ロナウド側には契約延長のオファーが届けられたそうだ。しかし、C・ロナウドは提示された条件に納得がいっておらず、十分に評価されていないと感じているという。

 またC・ロナウドは、クラブのこの夏の動きにも不満を示している。ASモナコのキリアン・エムバペ(現パリ・サンジェルマン)や他のワールドクラスを前線に加えようとした行為を、自身に対する敬意の欠如と捉えているようなのだ。

 また、スペインでの脱税問題も忘れてはいけない。潔白を主張するC・ロナウドだが、夏には検察によって起訴され、ついには裁判所に出廷するハメにもなった。その際に彼が、「プレミアリーグへの復帰を望んでいる」と発言したのは記憶に新しいところだ。

 R・マドリーのキャプテンを務めるセルヒオ・ラモスは、14日のスペイン代表の試合(ロシア戦)のあと、この報道について訊かれ、「本人に聞いてくれ!」と答えるにとどまった。

 今シーズンのリーガ・エスパニョーラではわずか1ゴールと、自慢の決定力はすっかり影を潜め、ファンやメディアから批判を浴びているC・ロナウド。過去に何度も去就騒動が持ち上がりながら、最終的には残留してきた背番号7だが、来年の夏には本当に白のユニホームを脱ぐことになるかもしれない。