2017−18シーズンのプレミアリーグのチケット価格についてイギリス『BBC』が調査結果を発表した。
 
 ここ数シーズンと同様、年間シートの価格(最高額)と、平均購入価格でトップに立ったのはアーセナルだった。
 
 アーセナルの年間シートの価格は、もっとも人気のある最安値の席で891ポンド(約13万3000円)で、最も高額なものが1768ポンド(約26万5000円)。昨シーズンの最高額は2013ポンド(約30万2000円)だっただけに、若干だが安く設定されている。
 
 これに続くのが、トッテナム、チェルシー、ウェストハム。地方都市との物価の違いもあり、上位にはやはり大都市ロンドンのクラブが並んだ。アーセナルの最高額を上回るのは、欧州各国リーグを見てもパリSGだけで、その金額は2817ポンド(約42万3000円)だった。
 
 最安値が685ポンド(約10万3000円)と、ロンドンのクラブに比べて価格帯は低めながら、リバプールが平均購入価格で2位(869ポンド=約13万円)に入ったのは、金額よりもこだわりを重視する熱狂的なサポーターが多いことを示唆しているのかもしれない。
 
 各試合のチケット価格はというと、やはり最高値はアーセナルで、95.5ポンド(約14000円)。以下、チェルシー(87ポンド=約13000円)、ウェストハム(80ポンド=約12000円)、トッテナム(75ポンド=約11000円)と、年間シートと同様のメンツが並ぶ。
 
 今回の調査では、イギリス全体のクラブを対象にしたチケット価格のほか、18歳から24歳のサッカーファン1000人にチケット価格に対するアンケートも同時に行なっている。
 
 その結果が衝撃的だった。回答者のうち82%が、チケット金額が高すぎることが原因で、スタジアムから足が遠のいているという。
 
 調査したイングランド、スコットランド、ウェールズの190クラブのうち134クラブが、若年層のチケット価格の引き下げを行なうなどの施策を打っているが、それでも55%の若者は「依然として高すぎる」と回答しているという。
 
 プレミアリーグ全体で見ても、今シーズンの年間シートの平均価格は538.53ポンド(約8万円)と3年連続で値下がりしており、昨シーズンよりも約11ポンド(約1600円)価格は落ちている。
 
 U−20W杯やU−17W杯を制するなど、今年に入ってからイングランドの年代別代表がピッチ上で目覚ましい活躍を見せている一方で、どうやら同世代のサポーターたちのスタジアム離れが進んでいるようだ。
 
◎プレミアリーグでもっとも高額な年間シート(1ポンド=約150円)
1位:アーセナル 1768ポンド(約26万5000円)
2位:トッテナム 1700ポンド(約25万5000円)
3位:チェルシー 1250ポンド(約18万7000円)
4位:ウェストハム 1155ポンド(約17万3000円)
5位:マンチェスター・U 950ポンド(約14万2000円)
 
◎プレミアリーグの年間シートの平均購入金額(1ポンド=約150円)
1位:アーセナル 891ポンド(約13万3000円)
2位:リバプール 869ポンド(約13万円)
3位:トッテナム 775ポンド(約11万6000円)
4位:チェルシー 750ポンド(約11万2000円)
5位:マンチェスター・C 715ポンド(約10万7000円)