[J1リーグ34節]川崎 5-0 大宮/12月2日/等々力

 ついに川崎が待ち望んだタイトルを手に入れた。クラブ創設21年目での初戴冠。チームで最も長きにわたって貢献してきたバンディエラも感無量の涙を流した。


「試合が終わった瞬間、みんながピッチの方に入ってきて、その意味が分かって、もう涙を止めることができなかったです」

 優勝が決まったタイムアップの瞬間の光景を、中村憲剛はそう振り返った。

 クラブ加入15年目。インタビュアーの高木聖佳さんから「15年かけてやっと辿り着きましたが、長かったですか」と問われた中村は笑顔で、「本当に長かったです。長すぎて長すぎて、このままタイトルを獲れずに辞めるんじゃないかと思っていたんで」と待望の栄冠に率直な心境を述べると、「ただ、ずっとサポーターが後押ししてくれて、今日もこれだけ入ってくれて(※超満員の2万5904人が詰めかけた)、本当にみんなで掴んだ“優勝”だと思います」と、サポーターも含めた一体感の勝利であることを強調した。

 さらに中村は、勝負どころでなかなか勝ち切れなかった今季を振り返り、「決して下を向かずに、ACLで負けても、ルヴァンで負けてもあきらめずに、最後まで走った結果、タイトルを獲ることができた」と、苦難にも負けないチームの強さに胸を張ってみせた。

【川崎 5-0 大宮 PHOTO】小林のキャリア初ハットトリックなど大量5得点で川崎が悲願の初優勝!!!