E-1選手権の初戦(12月9日)で日本と対戦する北朝鮮代表のヨルン・アンデルセン監督が、7日の公式会見で抱負を語った。
 
 アンデルセン監督は元ノルウェー代表のFWで、現役時代はブンデスリーガで外国人初の得点王に輝いた人物。昨年5月から同代表の監督に就任し、ポゼッションを重視するスタイルをチームに植え付けている。
 
 とはいえ、成績は振るっておらず、アジアカップ最終予選では2勝2分1敗で首位のレバノンに勝点差5を付けられている。10月10日、11月13日の同予選でマレーシアに2連勝して調子は上向いてきたが、日本、韓国、中国と対戦する今大会の勝算は薄いと見ているようだ。
 
「前大会を分析しましたが、すべての試合が厳しくレベルの高い試合でした」と切り出したノルウェー人監督は、さらに「もちろんベストを尽くすために来ましたが、優勝候補でないことは分かっています」と続けた。実力差を冷静に受け止めた発言ではあるが、大会前としては、いささか弱気と言えるだろう。
 
 もっとも、悲観している様子はない。「日本戦はすごく厳しい試合になるのは分かっていますが、ゲームのなかではベストなパフォーマンスをしたい」と快活に語る表情は、チャレンジ精神に溢れていた。
 
 東アジアの列強と連戦する今大会は、北朝鮮代表にとって腕試しの場ということだろう。9日の日本戦が楽しみだ。