「クラブで結果を出すことが最優先なのですが、それと同じぐらい代表は大事だと思っている」

 12月22日、ブンデスリーガのドルトムントでプレーする香川真司が帰国し、自身のコンディションと代表復帰への想いを語った。
 
 まず、リーグ戦の前半戦を振り返った香川は、「まだシーズンは残ってますけど、1年を振り返ると良い年だったと思います」とコメント。とりわけ、ハイパフォーマンスを見せていた12月の出来に関して手応えを掴んでいるようで、「この数試合でさらに得た自信があるので、それを来年以降証明していけたらなと思います」と語った。
 
 今季の前半戦で香川真司はリーグ戦13試合に出場し、3ゴール・3アシストを記録。しかし、序盤戦は先発出場の機会が限られ、前半戦トータルでも7試合しかなく、日本代表では11月の欧州遠征メンバーから外れていた。

 そうしたなかで迎えた12月。状況が一変した。12月上旬にペーター・シュテ―ガ―監督が就任すると、ここから香川は続けざまに先発出場の機会を掴んでいく。リーグ戦ではウインターブレイク前のラストゲーム・ホッフェンハイム戦まで3試合連続でスタメン入り。いずれも得点に絡んで1ゴール・3アシストの活躍を見せた。

 その勢いはとどまるところを知らず、年内最後の試合となった20日のDFBポカール3回戦・バイエルン・ミュンヘン戦でも好プレーを連発。切れのある動きから見事なクロスでゴールを演出し、チームは1-2で敗れたものの香川自身は確かな存在感を示した。 

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 これだけのプレーを見せたとなれば、気になるのは日本代表への復帰だ。11月の欧州遠征では招集外となったが、香川は現地で代表の試合を観戦するなど日の丸への意欲を見せてきた。その考えはやはり今もぶれていないようで、「3月の代表活動には戻るつもりでいる。コンディションは本当に良いと思っているので、向こうでしっかり継続して、さらに結果を追い求めて、この半年をやれればいい。そうすれば、必然的に代表入りはついてくると思う」と代表への想いを熱く語った。
 
「代表から外れたことは考えさせられましたし、いろいろ感じることもあった。ただ、本当にポジティブに捉えていますので、次に呼ばれた時には課題という部分は明確になっていると思います」(香川)
 
 好調を維持する香川の代表復帰はあるのか。そして、ロシア・ワールドカップのピッチに立っているのか。日本の10番は残された時間で最大限のアピールをしていく構えだ。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)