レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は先日、ブラジル代表のネイマールに“ラブコール”とも捉えられる発言を残した。だが、パリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長は、ネイマールのスペイン復帰説を一蹴している。

 夏に史上最高額の2億2200万ユーロ(約286億円)でバルセロナからパリSGに移籍したネイマール。だが、エディンソン・カバーニとのPKキッカーを巡る対立や、ウナイ・エメリ監督との確執騒ぎなど、不穏な報道が後を絶たない。
 
 そこに加えて、マドリー移籍報道をヒートアップさせることになったのが、ペレス会長の発言だ。同会長は「ウチに来れば、ネイマールがバロンドールを獲得するのは、さらに簡単になるだろう。マドリーは全ての偉大な選手が必要とするものを与えられるクラブだ」とコメントしている。
 
 ネイマールがバルセロナを離れた理由のひとつは、バロンドール獲得のためともいわれている。ペレス会長は、その目標を達成するのに、マドリーが最適のクラブだと述べたのだ。パリSG経由でバルセロナからマドリーへの“禁断の移籍”が実現するのか、周囲の関心は高まっている。
 
 だが、スペイン紙『マルカ』によると、アル・ケライフィ会長は「不可能だ。その望みはない」と明言。ネイマールがマドリーに移籍することはあり得ないと強調した。また同紙英語版も、ネイマール本人が去就を巡る噂を気にしておらず、パリSGでのプロジェクトだけに集中していると報じた。
 
 ただ、パリSGはマドリーとチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦で対戦する。来年2月14日の第1レグに向けて、今後もネイマールと“白い巨人”の関係が取り沙汰されるのは避けられないかもしれない。
 
 なお、マルカ紙によると、ネイマールは本日行なわれるマドリー対バルセロナのクラシコも「今、関心があるのはパリSGのことだから」との理由で、観戦はしない予定だという。