本拠地サンチャゴ・ベルナベウで宿敵バルセロナに屈し、暫定ながら勝点差は14にまで開いた。レアル・マドリー陣営が落胆しているのは言うまでもない。

 マドリーは序盤に攻勢を仕掛けた。しかしあと一歩のところまで敵を追い込みながら1点が奪えず、54分、逆に先制点を許すと、62分にはダニエル・カルバハルが故意のハンドによるシュートブロックで一発退場。さらにリオネル・メッシのPKで勝負を決められた。

 スペイン紙『AS』によると、DFのマルセロは試合後、後半も気を抜いたわけではないと強調。だが、「数的不利になるとかなり難しい。前半と後半ではまるで違うゲームだった。でも、これがサッカーだ」と肩を落とす。それでも、白旗を上げることはないと強調した。

「すごく悲しい午後になってしまったが、僕らは続いていく。続けていかなければいけない。(リーガ・エスパニョーラの連覇は)非常に難しい。だけど、マドリーは決してあきらめない。僕らは続けなければいけないんだ。自分たちがやるべきことをやり、少しの運に恵まれ、しっかり仕事を続ければ……。それしかない」

 ファンやメディアは、イスコをベンチスタートとし、マテオ・コバチッチを先発で起用したジネディーヌ・ジダン監督の采配が批判を呼んでいる。だがマルセロは、「僕は死んでも監督についていく」と、指揮官への信頼を強調した。

「彼がマドリーでどれだけ勝利してきたか、多くの人が忘れている。僕らは今年、5つのタイトルを獲得した。これで歴史が終わるわけじゃないんだ。彼はこのうえなく素晴らしい監督だよ。アプローチはとても良かったと思うし、僕らは監督とともに死ぬ覚悟だ」

 このクラシコで2017年の全日程を消化したマドリーは、クリスマス休暇に突入する。補強の必要性が叫ばれるなか、マルセロとチームは指揮官と団結し、巻き返すことができるのか。2018年の初戦は1月4日、コパ・デル・レイのベスト16で2部所属のヌマンシアと対戦する。