長友佑都が所属するインテルにとっては、今が正念場かもしれない。
 
 セリエA第17節でウディネーゼに今シーズン初黒星(1-3)をつけられたインテルは、現地時間12月23日に行なわれた第18節でも0-1でサッスオーロの軍門に降り、連敗を喫した。

 前節で低調だったダビデ・サントンの先発落ちが濃厚で、長友が6試合ぶりにリーグ戦でスタメンに復帰するとの見方も少なくなかったが、ルチアーノ・スパレッティ監督は右SBにジョアン・カンセロを起用。ダニーロ・ダンブロージオが左SBに回り、背番号55はこの日もベンチで試合開始のホイッスルを迎えた。
 
 前半にビハインドを背負ったインテルは、主将マウロ・イカルディのPK失敗などもあって最後まで追い付けず、首位ナポリとの勝点差は5に開いた(インテルはユベントスに次ぐ3位)。
 
 無敗を保ち、今シーズンのサプライズのひとつとして評価されてきたインテルだが、前半戦終了を目前に勢いを失いつつある。
 
 さらに指揮官にとって心配なのが、ダンブロージオの負傷だ。今シーズン、右SBとして全17試合に出場していた同選手は、後半の77分に負傷で交代を余儀なくされた。
 
 イタリア『スカイ・スポーツ』によると、初診では左膝の挫傷。詳細は24日の検査を待たなければならないが、靭帯を痛めている恐れもある。同局によると、インテルはあまり状況を楽観視していないようだ。
 
 ダンブロージオが戦列を離れることになれば、スパレッティ監督は再び両SBの人選に頭を悩ませることになるが、長友にとってチャンスかもしれない。もっとも、サッスオーロ戦ではダンブロージオに代わり、ダウベルトがピッチに立ったが……。
 
 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、スパレッティ監督は試合後、「ダンブロージオは左サイドでよくやった。(右の)カンセロも相手にとっての脅威となってくれた」と、SBのスタメン2人には一定の評価を与えた。
 
 27日のコッパ・イタリア準々決勝で、不振に喘ぐミランとのダービーマッチに臨むインテルは、その3日後のセリエA第19節でラツィオをホームに迎える。ダービーと年内最終戦という大事な2試合で、長友に出番が回ってくるのか注目したい。

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