名古屋は1月14日に名古屋市教育センター講堂で新体制発表会を行なった。
 
 今季のスローガンは「攻める 〜Go Into Action〜」。この言葉に懸けた想いを小西工己代表取締役社長は「風間グランパスの好守一体の攻撃的なサッカーを表わすような攻めるという姿勢、J1の頂、そして世界、アジアを目指す高い志を持って挑戦するという意味を込めました。昨シーズンに築いたベースに満足せずに前へ前へ攻めていく。自ら行動を起こす。J1というステージにも失敗を恐れずにスタッフも含めて進化していく」と説明した。
 
 また、「ついさっき健康診断が終了して、ギリギリ間に合いました」と、オーストラリア代表GKのランゲラックのレバンテからの加入も発表。コリンチャンスから獲得した元ブラジル代表のジョー、大宮から獲得した長谷川アーリアジャスールを含め、総勢26人で新シーズンへ挑むこととなった。
 
 就任1年目でJ1復帰を果たし、今季はさらなる躍進を目指す風間八宏監督は次のように抱負を語る。
 
「自分たちが何をしたいか、それを持って1試合1試合に挑戦していきたいです。社長、スタッフは守りを許してくれませんので、前に攻めていきたい。昨年同様、楽しい、しっかり自分たちが狙ったとおりに勝てる、ゴールを取れるサッカーをしていきたいです。ただ、昨シーズンで心残りだったのは(スタジアムに)4万人を入れられなかったことです。満員のなかで戦えるように努力をしていきます。皆さんの誇りになれるようなサッカーをしたいです」
 
 さらに昨季はJ2でリーグワースト6位の失点数を数えるなど守備面が課題となったが、指揮官は「守備と攻撃を分けて考えたことはないです。去年は5.8から6割くらいはゲームを支配できるようになったと思います。それを8割にしていくことを考えたい。そういうところで失点数は減っていくはずです。自分たちの力の積み上げで失点を減らしたいです」と、攻撃サッカーを貫くことを協調した。
 
 また昨年12月にアカデミーダイレクターに就任した山口素弘氏もサプライズで登場。「まさか名古屋の地に再び来られるとは思っていませんでした。アカデミーとして素晴らしいものを作りたい。目標はひとりでも多くトップに上げることです。日本を代表するような選手に羽ばたいてもらいたい」と話し、「トップの練習にも出ます」と、風間監督のサポートも約束した。
 注目のジョーは「日本については以前にプレーをしていた友だちに良い話を聞かせてもらっています。テクニック、スピードが高いレベルにあると知っています。ブラジルのサッカーとは少し違いますが、早く慣れて貢献したいです」と意気込みを語った。
 
 また、新加入選手はそれぞれ以下のように抱負を述べている。
 
ランゲラック(GK)
「香川真司選手、浅野拓磨選手とはチームメイトでした。日本に関してはポジティブな情報が多いですし、興奮しています。ハードワークしてチームを助けたいです。練習を待ち望んでいます」
 
畑尾大翔(DF)
「昨シーズンより失点を減らせるように頑張ります。アウェーで来た時は声援に圧倒されたので、逆にそれが味方になると思うと心強いです。フィードにも自信があるのでそこを活かしたいです」
 
長谷川アーリアジャスール(MF)
「結果を出すだけだと思っています。頑張ります。面識のある選手も多いのでチームにはすんなり入れました。グランパスとは何度も対戦したことがありますし、豊田スタジアムは非常に雰囲気が良いなと感じていました。(名古屋は)攻撃的なサッカーをしているので、そこでやれるのはワクワクしています。(昨季9番を付けていた)シモビッチ選手に負けないように頑張ります」
 
秋山陽介(MF)
「昨年は(特別指定選手として)試合に出させてもらって良い経験ができたので、今年に活かしたいです。責任を持ってプレーします」
 
大垣勇樹(FW)
「昨年は(特別指定選手として)試合に出られなかったので、今年は試合に出て勝利に貢献したいです。得点をたくさん取れるように頑張ります」

取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
■2018年メンバーリスト ★=新加入
GK
1 楢?正剛
16 武田洋平
18 渋谷飛翔
22 ランゲラック★
 
DF
2 畑尾大翔★
3 櫛引一紀
5 新井一耀
6 宮原和也
29 和泉竜司
39 内田健太
 
MF
4 小林裕紀
8 ワシントン
9 長谷川アーリアジャスール★
10 ガブリエル・シャビエル
14 秋山陽介★
21 八反田康平
23 青木亮太
32 深堀隼平
33 梶山幹太
 
FW
7 ジョー★
11 佐藤寿人
13 大垣勇樹★
19 押谷祐樹
25 杉本竜士
28 玉田圭司
30 松本孝平