現地2月11日、リーガ・エスパニョーラ第23節が開催され、柴崎岳が所属するヘタフェは、敵地でバルセロナと0-0で引き分けた。
 
 2試合ぶりに先発に名を連ねた柴崎は88分までプレー。惜しくも、4節の同カードで叩き込んだ鮮やかな左足ボレーの再現とはならなかった。
 
 柴崎にチャンスが全くなかったわけではない。2度も絶好機に恵まれてはいた。
 
 まずは41分にフランシスコ・ポルティージョとの巧みな連携から敵ゴール前に飛び出すも相手守護神マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの好守に阻まれ、さらに60分には後方からのパスで敵陣へと抜け出し、相手GKが前に出ているのを見逃さずにミドルレンジから狙うが、渾身のシュートは枠を外れてしまった。
 
 そんな柴崎の好機逸にはスペイン・メディアも手厳しく言及している。
 
 スペイン大手紙『Marca』は、テア・シュテーゲンとの1対1を決めきれず、この試合の結果を左右したと言っても過言ではない41分のプレーについて、「ポルティージョから最高のチャンスが提供されたが、ガクは悪い選択をしてしまった」と指摘している。
 
「ガクのミスショットを除いても、攻勢を強めるバルサの意図に反し、チャンスを作ったのはヘタフェだった」と同紙が綴るように、アウェーチームは終始臆することなく堂々とした戦いぶりを披露。4節の対戦に続いてバルサから勝点を積み上げたチームへは、『Marca』も手放しで賛辞を贈っている。
 
「ヘタフェはどのようにすれば首位チームを食い止められるかを再び示してくれた。選手配置、応用力、守護神の手…それら全てで彼らは大きな1ポイントを掴んだ」
 
 リーガ・エスパニョーラ首位の座をひた走るバルサを食い止めたヘタフェ。そんなチームにおいて10番を背負う柴崎はしっかりと存在感を発揮しただけに、2度のミスショットはやはり悔やまれる。
 
 とはいえ、プレーを見る限り状態は上向きだ。次節のセルタ戦では出場機会とともに、久々のゴールを、柴崎には期待したい。