[ACLグループステージ4節]キッチーFC 1-0 柏/3月14日/香港
 
 柏がグループステージ突破へ手痛い黒星を喫した。
 
 波乱の序章は開始15分。背後に抜け出そうとした相手選手を柏のDF亀川諒史が競り合った際に、足が掛かり一発退場に。立ち上がりから柏は窮地に追い込まれた。
 
 しかし、格下相手に是が非でも勝点3が欲しい柏は、ある程度のリスクを覚悟で攻めのスタンスを貫く。ゲームを通じて、柏は終始優勢に試合を運んでいた。ただ、最終局面での精度に欠けた。ハモン・ロペスや途中出場のクリスティアーノ、伊東純也らが再三ゴールを狙うも、ネットを揺らすまでには至らない。
 
 逆に後半アディショナルタイム、柏はチェン・チンルンに左足のシュートでゴールを決められ、万事休す。必勝を期した一戦で、最悪の結果を招いてしまった。
 
 試合後、フラッシュインタビューに応えたキャプテンの大谷秀和は「10人になってひとり少なくなったぶん、みんなで走ろうと言っていたなかで、チャンスも作っていた。ああいう形で失点してしまったのが非常に残念」と、肩を落とした。
 
 また、ハーフタイムには「一人少なくなったけど、チャンスはあるし、しっかり勝って帰ろうという話はあった」という、下平監督からの言葉を明かした大谷。「選手たちもそのつもりで後半のピッチに立って、なんとか10人でも退場した亀川のぶんも結果を残して帰りたかったが、(この試合で)勝点をひとつも取れずに終わってしまったのは、本当に残念としか言いようがない」と敗戦を悔やんだ。
 
 柏は、次節(4月4日)、ホームに全北現代を迎え撃つ。敵地での試合では、痛恨の逆転負けを喫しているだけに、リベンジを遂げて逆転突破へ望みをつなぎたいところだ。