3月14日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2レグが行なわれ、バルセロナとチェルシーが対戦した。
 
 2月20日に行なわれた第1レグを1-1で終えていた両軍のリターンマッチは、開始早々の3分にホームチームが均衡を破る。
 
 右サイドからリオネル・メッシがウスマンヌ・デンベレとのワンツーを試みると、リターンパスがマルコス・アロンソに当たってゴール前に逸れる。これをルイス・スアレスが走り込んでいたメッシに繋ぐと、フリーとなったアルゼンチン代表FWは、相手守護神ティボー・クルトワの股下を冷静に射抜いてみせた。
 
 アウェーゴール差で負けているチェルシーの出鼻を挫く一撃を見舞ったバルサは、主導権を握ると、またもメッシを起点にゴールを奪う。
 
 20分、敵陣でボールをさらったメッシがドリブルで持ち運ぶとゴール前へ走り込んでいたデンベレにラストパス。最後はフランス代表FWが思い切って右足を振り抜いて豪快にネットを揺らした。
 
 着実に得点を重ねていったバルサに対し、チェルシーはエデン・アザールとウィリアンの2シャードーを中心としたスピーディーな攻撃を展開するも、ゴールは遠かった……。


 
 ホームチームが2点をリードしたまま折り返しとなった試合は、後半に入ってからチェルシーが追い上げへの気概を見せる。50分には味方のパスをボックス内で受け取ったM・アロンソがピケに倒されたが、審判の笛が鳴ることはなかった。
 
 前半とは打って変わって守勢に回ったバルサだったが、大黒柱が対戦結果を決定づけるようなダメ押し点を奪う。

 63分、バイタルエリアまでボールを持ち運んだスアレスのヒールパスを受けたメッシがボックス内に侵入すると、最後はまたもクルトワの股下を通してゴールネットを揺らした。これがバルサの背番号10にとってCL通算100ゴール目となった。
 
 この失点で完全に気落ちしたチェルシーはトーンダウン。プレスの鋭さやパスの正確性を失って相手のゴール前に侵入する回数も減少。67分にアルバロ・モラタを投入したが、2018年に入ってからいまだゴールの無いスペイン代表FWは、バルサ守備陣の脅威になることはできなかった。
 
 その後も危なげなく試合を進めたバルサは、単調なチェルシーの攻撃にも救われ、相手の反撃を受けることもなかった。
 
 結局、3-0で勝利したバルサは、2戦合計もスコア4-1として、堂々の11シーズン連続となるCLベスト8進出を決めた。