[ACLグループステージ6節]鹿島0−1水原三星/4月17日/カシマ
 
 ACLグループステージ6節の鹿島対水原三星が17日、カシマスタジアムで行なわれ、鹿島が0−1で敗れた。 
 
 すでに決勝トーナメント進出を決めている鹿島は、引き分け以上で1位突破が決定。多くの怪我人を抱えるなか、左サイドバックに三竿雄斗を起用し、大卒ルーキーのFW山口一真をスタメンに抜擢した。
 
 立ち上がりから局面での激しいバトルが続いたゲームは、31分に動く。先制したのは水原三星だ。ペナルティエリア付近のFKでヴァギーニョがシュート性のボールを入れると、ゴール前でダムヤノビッチがコースを変えて鹿島ゴールに流し込んだ。
 
 1点のビハインドを背負った鹿島は前線の鈴木優磨や中村充孝、金森健志らが起点になって反撃を仕掛けたが、パスミスが多くフィニッシュまで辿り着けない。逆に前半終了間際には、カウンターから致命的なピンチを迎える場面も。これは何とかGKクォン・スンテがセーブして難を逃れたものの、結局ゴールを奪えないまま前半の45分間を終えた。
 
 ゴールが欲しい鹿島は、後半に入ると62分に中村充孝に代えて土居聖真を投入し、前線をテコ入れする。さらに78分には永木亮太を変えてエースの金崎夢生を送り込み、82分には山口を下げて小笠原満男を起用した。
 
 しかし、前半同様に崩しのアイデアが乏しく、なかなか相手ゴールに迫れない。セットプレーのチャンスでも、高さのある水原三星のDF陣に撥ね返されて沈黙する時間が続いた。試合終盤には金崎がエリア内で決定機を迎えたが、無情にも枠を外れ、そのまま0−1でタイムアップの笛を聞いた。
 
 この結果、鹿島はACL今季初黒星を喫し、水原三星に抜かれてグループHの2位に転落。決勝トーナメント進出は果たしたものの、ラウンド16でグループFの1位通過を決めている上海上港(中国)と対戦することになった。

 フッキやオスカールらタレントを揃える中国の雄とは、5月9日にアウェーで初戦を戦い、16日にホームで第2戦を迎える。アジア制覇を狙う鹿島にとって、決して低くないハードルになりそうだ。