4月18日(現地時間)、DFBカップ準決勝が行なわれ、フランクフルトが1-0でシャルケを下し、バイエルンとの決勝へ駒を進めた。
 
 昨シーズンのファイナリスト(ドルトムントに1-2で敗北)でもあるフランクフルトがシャルケのホームに乗り込んだ一戦、長谷部誠は3バックの中央で先発出場を果たした。
 
 ブンデスリーガではシャルケが2位、フランクフルトが7位という力関係だが、前者は中2日、後者は中3日でこの試合を迎えた。
 
 スコアレスで進む拮抗した試合のなか、互いに時折、相手陣内に攻め入るものの決定的なプレーには至らず。そんななか、長谷部は最終ラインを統率しながら、安定した守備を形成するのに貢献していた。
 
 フランクフルトはボアテングが前半途中で太ももを痛めてガチノビッチとの交代を余儀なくされるというアクシデントに見舞われたものの、チーム状態に大きな変化はないまま、後半に突入する。
 
 互いにプレッシャーを掛け合う展開から、徐々にフランクフルトが攻勢に転じていったが、60分過ぎからは勝負をかけてきたシャルケが相手ゴールに再三迫り、67分にはブルグシュタラーが至近距離で決定的なシュートを放つも、GKフラデツキが好反応でこれを腕に当てて防いだ。
 
 そして70分、CKを得たフランクフルトはデ・グズマンが入れたボールに、ニアでヨビッチが右足のアウトサイドで合わせ、ファーサイドのサイドネットに流し込んで待望の先制ゴールを挙げて、勝利に大きく近づく。
 
 79分に交代出場したばかりのフェルナンデスがVARでの検証の結果、相手を踏みつけたとしてレッドカードを掲げられて、フランクフルトは数的不利を強いられるも、残り時間をしのいで6分間のアディショナルタイムに突入する。
 
 シャルケは相手ペナルティーエリア内でクリアボールをトラップしたディ・サントがボレーシュートをゴール左隅に突き刺したが、ハンドがあったとしてこれを無効とされ、1点を返すことはできなかった。
 
 フランクフルトはクリーンシートで2年連続の決勝進出。1987-88シーズンにDFBカップを制して以来のタイトル獲得に王手をかけた彼らが次に対戦するのは、前日にレバークーゼンを6—2と大差で下したバイエルン。
 
 2012-13シーズン以来の3冠を狙う絶対王者との試合は5月19日、ベルリンのオリンピア・シュタディオンで行なわれる。