Jリーグに“ピカチュウ”がやってくる日が近づいている。

 現地時間4月18日、ブラジル・メディア『diario carioca』が、ヴァスコ・ダ・ガマ所属のブラジル人DFヤーゴ・ピカチュウにガンバ大阪がオファーを提示したと報じた。

 ピカチュウこと本名ライビソン・ヤーゴ・ソウザ・リスボアは、現在25歳。本職は右サイドバックながら、サイドハーフやFWとしてもプレーする高い攻撃性が売りだ。

 とりわけ2018年に入ってからはラッシュを続けており、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでは6試合で3ゴールをマーク。さらに4月15日に開幕を迎えたブラジル全国選手権で早くも1ゴールを決めるなど、サイドバックとは思えない得点力の高さを見せつけている。

 サッカー王国ブラジルでも一目置かれているプレースタイルもさることながら、気になるのは、名前が日本の人気アニメ『ポケットモンスター』のキャラクターと同じ“ピカチュウ”となった理由だ。ブラジル版『ESPN』で、本人がユニークな由来を明かしている。
 

「フットサルをしていた時に、コーチから『ピカチュウ』と呼ばれたのが最初だったかな。僕は背が低く、すばしっこかったからね。もちろん初めはそう呼ばれるのは好きではなかったよ。怒った時もあったね(笑)。でも、時間が経つにつれて慣れたんだ」

 2015年12月に3年契約でヴァスコに加入したピカチュウは、今年12月に契約が満了となる。『diario carioca』によれば、この3年で主軸となったピカチュウに対し、ヴァスコは2020年までの契約延長をオファーする構えだという。

 仮にピカチュウがヴァスコとの契約延長に応じた場合、G大阪は違約金を支払う必要があるため、引き抜きにはそれ相応の金額が必要となることが見込まれている。

 また、ヴァスコのゼ・リカルド監督はピカチュウについて、「献身的な姿勢に私は満足している。彼はいまの時代を代表するプレーヤー。本当に素晴らしい」と絶賛しているだけに、その交渉は一筋縄ではいかなそうだが、G大阪が獲得に成功すれば、文字通り“名”と実が伴った活躍が期待できるだけに、今後の動向に注目したい。