現地時間5月17日、ユベントスに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、今シーズン終了後にクラブを退団することを発表した。

 2001年の夏、GKとしては当時の史上最高額(5230万ユーロ=当時のレートで約56億円)でパルマからユーベに移籍したブッフォンは、通算510試合に出場し、9度のセリエA優勝、4度のコッパ・イタリア制覇に多大なる貢献を果たした。

 ピッチ内だけでなく、ピッチ外でも類まれなリーダーシップを発揮してイタリアの絶対王者の“最後の砦”として君臨し続けた男は、会見で「土曜日が最後の試合になる」とユーベからの退団を明言し、さらにその想いをこぼした。

「次の土曜日(セリエA38節 ヴェローナ)がユベントスでの最後の試合になる。それがここでの冒険を終わらすための最善の方法だ。僕が恐れていたのは、“終わった選手”としてユベントスでのキャリアを終えることだった。だが、そうならなかったことに誇りを持っている。40歳になったが、自分の標準は超えるようなパフォーマンスを見せることができたと思う」
 
 17年間プレーしたユーベを去る決心を下したブッフォン。となれば、気になるのは今後の去就についてだが、40歳の大ベテランGKは次のように話している。

「今から15日前に僕は引退について考えていたけど、大切にしなければいけない重要なオファーも受けている。来週中には答えを出したい。ただ、どんな決断になっても、ユベントスとは完璧な調和が生まれるだろうね。偉大なクラブであり、彼らは僕なしでも未来の計画を立てられると思う」

 一部報道でアルゼンチンの強豪ボカ・ジュニオルスへの移籍や、ユーベでフロント職に就くという噂も持ち上がっているブッフォン。はたして、世界屈指の守護神は、自身のキャリアにも幕を下ろすのか。名手の未来に注目が集まっている。