【7月11日 ルジニキ|準決勝 クロアチア 2−1 イングランド】 

 5分に先制されたクロアチアは、68分にイバン・ペリシッチのゴールで追いつき、延長後半に逆転。このリードを守り切り、同国史上初となる決勝進出を決めた。

 悲願を達成したチームの快挙を、母国クロアチアのメディアも興奮気味に伝えている。

「歴史的な成功だ! 我々はとうとうワールドカップのファイナリストになった」と、母国の代表チームを絶賛したのは、クロアチアのニュースメディア『N1』だ。

 監督であるズラトコ・ダリッチのコメントを引用し、「フィールドで戦った選手たちはまるでファンタジー、素晴らしい。彼らは最後まで戦った。足を止めることをせず、前に進んだ」と賛辞を送った。

 歴史的な勝利を収めた選手たちが、3試合連続で延長を戦うという過酷な条件を乗り越えた点も、「驚異的だった」と評している。

 ちなみに、ワールドカップでベスト16から準決勝まで3試合連続で延長を戦ったのは、1990年大会のイングランド以来だという。当時のイングランドは準決勝の西ドイツ戦でPK戦の末に敗れ、力尽きている。

 クロアチアのテレビ局『RTL Televizija』は、「クロアチアがサッカーの王様! 過酷な条件で戦った選手たち。彼らが歴史を作った」と興奮気味に報じた。

 同メディアの取材に対し、ダリッチ監督は「とにかくサポーターや支援者に感謝を述べたい。今はまだ決勝の相手のことを考えられるところまでない。選手たちには、君たちは普通じゃない、スペシャルな存在だと伝えなければいけない」と語った。

 7月15日、モスクワで史上初のワールドカップ決勝を戦うクロアチア。新たな歴史を刻んだチームに、国内の期待は高まるばかりだ。