ロシア・ワールドカップは7月15日に決勝を迎え、フランスが4−2でクロアチアを撃破した。およそ1か月に及んだ激闘は全64試合を終え、数多の名シーンや好勝負が続出。世界中のサッカーファンに鮮烈なインパクトを残して閉幕した。
 
 各国メディアはさっそくさまざまな角度で大会サマリーを展開しているが、中国の国営メディア『新華社通信』も今大会における名場面を特集した。そのなかには日本代表も登場するのだが、残念ながらグループリーグ第3戦、ポーランド戦での残り10分間に関する批評記事となっている。

 
「日本とポーランドが示し合って休戦協定を結んだことで、世界を大いに落胆させた。ポーランドの1−0リードで迎えた終盤、ラスト16に残るために日本は、残りの10分間で時間稼ぎに徹する判断を下したのだ。お粗末なポイントであり、それまではアグレッシブでエキサイティングなチームとして好評を博していたが、ファンの期待を裏切ったのである。スタンドのファンからはブーイングと口笛が鳴り止まなかった」
 
 
 欧米のメディアを中心に物議を醸したのは確かだが、これが今大会におけるメモリアルなシーンだったかどうかは意見が分かれるところだろう。ちなみに日本代表に関する記述はこれだけで、ベルギー戦の激闘やアジアで唯一ベスト16に進出した事実などには、いっさい触れられていない。
 
 ほかにはスペインvsポルトガルの壮絶3−3ドローやネイマールの“過剰演技”、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の是非、キリアン・エムバペの躍動などを名場面に挙げている。