ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が、独自の算出方法で世界中のフットボーラーを査定し、移籍マーケットにおける価値を金額で示しているのが「推定市場価格」だ。今回のロシア・ワールドカップを経て、大会を彩った数多のスター選手の評価額が随時更新されている。
 
 そこで注目したのが、ロシアで4試合を戦った日本代表登録メンバー23名の額面だ。当サイトでは大会開幕前にランキング形式で23選手の評価額をお伝えしたが、そこからどう金額が上下動し、どんな序列となったのか。チェックしていこう。
 
 結論から言うと、23名中8選手がジャンプアップを果たした。やはりワールドカップでの活躍が顕著だった選手たちで、レギュラー組からは乾貴士、大迫勇也、酒井宏樹、原口元気、昌子源、柴崎岳の6選手が、控え組からも武藤嘉紀と宇佐美貴史の2選手が評価を高めた。乾、大迫、原口の3選手についてはそれぞれベティス、ブレーメン、ハノーファーと大会前に新天地を求め、ステップアップ移籍を果たしていた点も額面アップに寄与したか。

 
 それでも1位は香川真司の1300万ユーロ(約16億9000万円)で不変。酒井宏が800万ユーロ(約10億4000万円)で一気に2位の座を掴み、乾も750万ユーロ(約9億7500万円)で3位に浮上した。この1年間は香川、岡崎慎司、吉田麻也のトップ3が盤石の体制を築いていたが、ついにそのバランスが崩れたのだ。開幕前からの比較で上昇率がトップだったのは原口。実に257%増の450万ユーロ(約5億8500万円)で8位に付けた。
 
 なお今回選から漏れた選手を含めた全日本人選手のランキングで見ると、中島翔哉(ポルティモネンセ)が800万ユーロ(約10億4000万円)とさらに評価を高めて全体の3位に入った。さらに、森岡亮太(アンデルレヒト)と久保裕也(ヘント)がともに500万ユーロ(約6億5000万円)で同9位タイ、南野拓実(ザルツブルク)が400万ユーロ(約5億2000万円)で同12位タイ、堂安律(フローニンヘン)が250万ユーロ(約3億2500万円)で同18位、浅野拓磨(ハノーファー)が200万ユーロ(約2億6000万円)で同20位タイに。いずれも新生日本代表のメインキャスト候補として、期待がかかる。
 
 
 日本代表メンバー23名の最新「推定市場価格」ランキングは以下の通りだ。
 
1位(1位)香川真司(ドルトムント) 1300万ユーロ←1300万ユーロ
2位(2位)酒井宏樹(マルセイユ) 800万ユーロ←350万ユーロ
3位(4位)乾 貴士(ベティス) 750万ユーロ←500万ユーロ
4位(5位)吉田麻也(サウサンプトン) 700万ユーロ←700万ユーロ
5位(6位)岡崎慎司(レスター) 600万ユーロ←600万ユーロ
5位(6位)大迫勇也(ブレーメン) 600万ユーロ←450万ユーロ
5位(6位)武藤嘉紀(マインツ) 600万ユーロ←450万ユーロ
8位(11位)原口元気(ハノーファー) 450万ユーロ←175万ユーロ
9位(12位)本田圭佑(前パチューカ) 400万ユーロ←400万ユーロ
10位(14位)長友佑都(ガラタサライ) 350万ユーロ←350万ユーロ
10位(14位)昌子 源(鹿島) 350万ユーロ←170万ユーロ
12位(17位)柴崎 岳(ヘタフェ) 300万ユーロ←180万ユーロ
13位(30位)槙野智章(浦和) 165万ユーロ←165万ユーロ
14位(33位)酒井高徳(ハンブルク) 150万ユーロ←200万ユーロ
14位(33位)山口 蛍(C大阪) 150万ユーロ←150万ユーロ
14位(33位)中村航輔(柏) 150万ユーロ←150万ユーロ
17位(36位)遠藤 航(浦和)145万ユーロ←145万ユーロ
18位(41位)宇佐美貴史(アウクスブルク) 125万ユーロ←80万ユーロ
18位(41位)東口順昭(G大阪) 125万ユーロ←125万ユーロ
20位(47位)大島僚太(川崎) 115万ユーロ←115万ユーロ
21位(49位)植田直通(C・ブルージュ) 110万ユーロ←110万ユーロ
22位(54位)長谷部誠(フランクフルト) 100万ユーロ←100万ユーロ
23位(500位)川島永嗣(前メス) 25万ユーロ←25万ユーロ

※2018年7月16日現在。1ユーロ=約130円。カッコ内の順位は全日本人選手の中での順位。左側の推定市場価格は6月1日時点のもの。