スペイン・メディアが「レアル・マドリーに残留する」と報じてからも、ルカ・モドリッチのインテル移籍を巡る報道は後を絶たない。

 だが、マドリーの幹部であるエミリオ・ブトラゲーニョは8月15日、アトレティコ・マドリーとのUEFAスーパーカップを前に、改めてモドリッチは“白い巨人”で2018-19シーズンを戦うと述べた。

 ワールドカップで決勝まで戦ったクロアチア代表のモドリッチは、チームへの合流が遅かったこともあり、UEFAスーパーカップでは先発から外れ、後半途中からの出場だった。

 だが、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ブトラゲーニョは「モドリッチの問題などまったくない」と強調しているという。

「モドリッチは喜んで新シーズンも我々(マドリー)と一緒にプレーを続ける」
 
 一部のイタリア・メディアでは、選手がインテルへの移籍を望み、インテル側もまだあきらめていないという報道がいまなお燻っているが、『Gazzetta dello Sport』紙はブトラゲーニョのコメントが騒動に終止符を打つことになり得ると報道。マドリーは完全に移籍への道を閉ざしているとした。

 イタリアの移籍マーケットは8月17日までとなっているが、『Gazzetta dello Sport』紙は「土壇場でモドリッチの件が動くサプライズがない限り、インテルの今夏の補強は終了」と報道。クラブは今後、8月いっぱいを使って余剰戦力の整理に専念すると伝えた。

 そのひとりが、2016年に加入したものの、イタリアではさしたるインパクトを残せず、昨シーズン途中にウェストハムへレンタル移籍していたポルトガル代表のジョアン・マリオだ。

『Gazzetta dello Sport』紙によれば、マリオはここにきてベティスからの誘いに応じることを決めつつあるという。レンタル移籍が実現する可能性があるようだ。2016年のEURO制覇に貢献したマリオが、乾貴士とチームメイトになるかもしれない。

 いずれにしても、インテルはこの夏、フリーでクワドォー・アサモアやステファン・デフライを獲得。さらにラジャ・ナインゴラン、ラウタロ・マルティネス、シメ・ヴルサリコ、ケイタ・バルデ・ディアオを加えるなど、積極的な補強を展開した。

 先日クラブとの契約を延長したルチアーノ・スパレッティ監督は、2011年のコッパ・イタリアを最後にタイトルから遠ざかっているインテルに、再び栄光をもたらすことができるだろうか。