8月18日(現地時間)、DFBカップ1回戦が行なわれ、ブレーメンは4部のヴォルマティア・ヴォルムスを6-1で下し、次ラウンド進出を果たした。
 
 今夏にブレーメンに加入した大迫勇也にとっては、新天地での最初の公式戦。彼は右ウイングのポジションで先発出場を果たした。
 
 格下相手ということで、ボールを支配しながら試合を進めるブレーメン。先制点は8分に生まれた。左サイドからのFK、ゴール前に入れられたボールに合わせたのは、大迫だった。高い打点のヘディングシュートはゴール右隅に決まり、彼は公式戦の初ゴールを決めるとともに、今シーズンのチームのファーストスコアラーとなった。
 
 大迫のポジションは非常に広く、右サイドに張ることもあれば、中央に入り、また守備時にはかなり下がった位置に姿を見せるなど、精力的な動きを披露し続けた。
 
 ブレーメンは主導権を握り続けながら、20分、左ウイングのカインツが強烈なミドルをゴール右隅に突き刺して追加点。31分には、クルゼのスルーパスを受けたバルグフレーデが、角度のないところからボールを浮かせたシュートで相手GKの頭上を破り、3点目をチームにもたらす。
 
 さらに40分には、クルゼがPKを決めて4点目。44分にセットプレーから、見事なヘディングシュートを許してヴォルムスに1点を返されるが、直後に相手DFがミス(胸トラップのミスか? GKに返そうとして胸パスがずれたのか?)から、エッゲシュタインがフリーで難なく詰めて再びリードを4点に広げ、前半を終えた。
 
 後半も大迫はピッチに立ち、パスでクルゼの得点機を演出した他、味方がサイドを抜け出した際には、ニアに走り込んで相手DFの注意を引きつけ、クルゼにスペースとシュートチャンスを提供するなど、連係も高まってきていることを窺わせるプレーを披露する。
 
 そして、63分に交代でピッチを退いた大迫。クラブの公式ツイッターは、トレーニングマッチに続いて頭でゴールを決めた日本人ストライカーを「ヘディングモンスター」と称賛し、「ゴールをありがとう!」と綴った。
 
 試合は後半、スコアが動くことなく進んだが、78分、カウンターからJ・エッゲシュタインがダイレクトシュートをゴール左隅に叩き込み、ようやくブレーメンに6点目が生まれた。
 
 ブレーメンは難なく第一関門を突破。2回戦は8月26日に組み合わせが決定し、10月30・31日に行なわれる予定だ。
 
 なお、この日は1回戦13試合が行なわれているが、そのなかで昨シーズンの王者であるフランクフルトが、4部のSSVウルムに1-2で敗れるという波乱が起こった。