チャンピオンズ・リーグ3連覇中のレアル・マドリーによる仰天プランが、いよいよ実現の運びとなりそうだ。
 
 スペイン全国紙『Marca』や英紙『The Mirror』が報じたのは、本拠地サンティアゴ・ベルナベウの一大改装プロジェクトだ。マドリード市の都市開発計画ともリンクした巨大事業で、クラブのフロレンティーノ・ペレス会長は9月23日の総会でクラブメンバーにその是非を問うという。モデルチェンジの総工費は、驚きの5億ポンド(約750億円)とも言われている。
 
 ピッチ周辺にファンやサポーターが観戦できるスペシャルボックス席を新設し、スタジアム外の駐車場を潰してファンスペースに改良。さらにはスタンドのどこからでも観られる360度の巨大スクリーンの設置など、注目ポイントは目白押しで、極上の空間へと生まれ変わりそうだ。発表されたイメージ写真を見ると、流線型のスペースシップを彷彿。建築美術で世界の最先端をいくスペインの威信をかけ、そのデザイン性も重視されている。

 
 そして最大の目玉はやはり、開閉式のルーフ設置だろうか。全天候型のスタジアムへと進化を遂げ、マドリーのホームゲームのみならず有名アーティストのコンサートなど、さまざまなビッグイベントにも対応可能な器になるという。承認されれば、早くて年末にも部分的な工事がスタートし、3〜4年の歳月をかけて完成を目ざす。
 
 フットボール史上最強のクラブが、史上最強のスタジアムを手に入れる──。