1月29日、U−20日本代表が沖縄県の黄金の森陸上競技場でトレーニングマッチを行なった。
 
 今年5月のU−20ワールドカップを目指す選手たちにとって、本大会のメンバー入りを掛けた新たなサバイバルのスタート。ただ、現在は所属クラブのキャンプ中という事情もあり、今年初めての活動は沖縄と宮崎で二手に分かれ、それぞれ1日だけ活動する形で実施した。
 
 沖縄SVとの練習試合に臨んだ今回のグループに影山雅永監督は13名を招集。FC東京の久保建英は怪我の影響で急遽不参加になり、代わって鳥栖の松岡大起が追加でメンバー入りした。
 
 スタメンはGKに谷晃生(G大阪)、DFに松田陸(G大阪)、橋岡大樹(浦和)、阿部海大(岡山)、山口竜弥(G大阪)、中盤に中村敬斗(G大阪)、平川怜(FC東京)、松岡大起、中島元彦(C大阪)を起用。最前線は原大智(FC東京)と櫻川ソロモン(千葉U−18)となった。
 
 35分×2本で行なわれた一戦において、U−20代表は序盤から連係面で課題を露呈。ミスも目立ってリズムを掴めず、11分に先制点を許してしまう。しかし、これで目が覚めたのか、時間の経過とともに落ち着きを取り戻していった。
 

 すると、2本目に攻撃陣が爆発。4分にハーフタイム後から起用された田川亨介(鳥栖)がゴールを奪うと、続く7分に中村が逆転弾。さらに14分、原が3点目を決め、一気に試合をひっくり返した。その後も主導権を握り、終了間際の34分に田川がダメ押し弾。U−20代表は4−1で沖縄SVを撃破し、ワールドカップに向けて幸先の良いスタートを切った。
 
 この試合でキャプテンを務めた橋岡が日本サッカー協会を通じてコメントを出し、トレーニングマッチを総括している。
 
「相手に一瞬の判断ミスから決めきられてしまいました。FIFA U-20ワールドカップポーランド2019のことを考えると致命的なミスだと思いますが、それでも、皆で課題を理解し、後半しっかり立て直し4点取れたことは良かったです。特に後半は、右サイドを起点に何度もチームメートと連動して、チャンスを演出できました。まだまだゴール前での質は足りないことが多いですが、このチームでの攻守の関わり合いは理解が深まってきていると感じています」
 
 今年最初の活動を白星で飾ったU−20代表。次はメンバーを入れ替え、2月1日に宮崎県内でテゲバジャーロ宮崎と練習試合を行なう。