[ACLグループステージ1節]浦和3-0ブリーラム/3月6日/埼玉スタジアム2002
 
【チーム採点・寸評】
浦和 6
前半はテンポの悪いパスワークに終始し、集中力の高かったブリーラムの守備を崩せず。相手のスタミナが切れた後半途中に得点を重ねて、今季公式戦で初勝利を挙げた。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
いずれもゴールポストに助けられた47分のFKと53分のCKなど、プレースキックの対応に粗さが見えたが、54分のビッグセーブで帳消しに。
 
DF
2 マウリシオ 6
P・ジュニオールのマークを外すシーンが目につき、逆に釣りだされて背後のスペースを空けることもしばしば。ビルドアップも安定しなかったが、後半に持ち直した。
 
5 槙野智章 7
先制ゴールでチームを勢いづかせる値千金の働き。P・ジュニオールとマリ人FWのマイガとの肉弾戦にも一歩も引かず、完封に貢献した。
 
46 森脇良太 6.5(90+3分OUT)
大胆なサイドチェンジを繰り出し、攻撃にダイナミズムをもたらせば、出足の素早いタックルでピンチの芽を摘んだ。

MF
3 宇賀神友弥 6
回数は少ないながらも、DFの背後に抜け出した時には決定機を作っていた。欲を言えば、相手を押し込む展開だっただけに、もっとリスクを負って前に出て行っても良かったのでは。
 
7 長澤和輝 6(77分OUT)
懐に収めたボールを失うことはほとんどなく、タメを作った。ただし前を向く回数があまりに少なく、66分のクロス以外は決定的なチャンスメイクはできなかった。
 
8 エヴェルトン 6
バランスを取りつつパスを左右に散らした。ポジションを1列上げた終盤にようやくゴール前に飛び出すなど積極性が垣間見えたのも好材料。
 
10 柏木陽介 6
相手の素早い囲い込みに苦慮し、やや迫力を欠いていた。それでもCKでアシストを決めるあたりはさすが。
 
MAN OF THE MATCH
27 橋岡大樹 7.5
高めのポジションを保って攻撃に厚みをもたらせば、相手のオーバラップにもそつなく対応。圧巻は75分、88分と立て続けの2ゴールだ。上々のACLデビューを飾った。

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FW
19 アンドリュー・ナバウト 5.5
ボールを奪われれば、素早く守備に転じて、精力的にプレッシングをかけた。とはいえ足もとにパスを受けた時にはアイデア不足を露呈。攻撃のリズムを崩していた。
 
30 興梠慎三 6(84分OUT)
思ったとおりにパスが出て来ずフラストレーションを溜めていた印象。58分の決定機は、せめてシュートに持ち込みたかったが、それでも鋭い抜け出しで少なからず脅威になった。

交代出場
MF
29 柴戸 海 −(78分IN)
中盤の底に入り、巧みにスペースを埋めた点は高評価できる。相手の縦パスをシャットアウトし続けた。

MF
24 汰木康也 −(84分IN)
途中出場すると88分に特大のインパクトを残す。左サイドを巧みに突破すると、ダメ押しの3点目をアシストしてみせた。
 
DF
4 鈴木大輔 −(90+3分IN)
ボールに触らないまま、試合終了も、後半アディショナルタイムに、ついに浦和デビューを果たした。
 
監督
オズワルド・オリヴェイラ 6
前半はなかなか攻撃を機能させられず、意図が見えなかった。ただ交代で投入した柴戸、汰木が効果的に働いたのは、光明だった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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