現地時間4月6日、ラ・リーガ31節で首位バルセロナと2位アトレティコ・マドリーが激突する。

 両チームの勝点差は8ポイントで、ホームのバルサが勝てばリーグ2連覇はほぼ確実。だが、もし黒星を喫するようなことがあると優勝争いは一気にわからなくなる。

 この大一番を前に過熱しているのが、アトレティコの絶対的エース、アントワーヌ・グリエーズマンのバルサ移籍報道だ。

 昨夏もバルサへの移籍に揺れたグリエーズマンだが、最終的に残留の道を選択。クラブとの契約を更新し、その解除金は2億ユーロ(約260億円)に設定された。だが、この契約解除金は6月までの設定で、7月になると1億2000万ユーロ(約156億円)に下がるとされている。

 アトレティコはチャンピオンズ・リーグでユベントスに逆転負けを喫し、ラウンド・オブ16敗退に終わった。その後、ラ・リーガでもバルサとの差を広げられる結果となり、グリエーズマンが再びバルサ加入に興味を持ち始めたと言われている。

 そして4月5日、スペイン紙『As』によると、同国のテレビ局『La Sexta』の番組「Jugones」は、バルサからオファーがあればグリエーズマンは「イエス」と首を縦に振ると報道。このフランス代表FWに近い筋が、バルサの上層部に本人の興味を通達したと伝えた。
 
 ただ、当の本人は先月末に、「毎年同じ。もううんざりだ」と、一連の報道への不快感を口にしている。また、エンリケ・セレソ会長も地元メディアで「この夏にグリエーズマンが去る可能性はない。1000パーセントの確率でアトレティコに残留する」と強調していた。

 一方、バルサ幹部のギジェルモ・アモールは今週、「グリエーズマンのことはこの2年話してきた。彼はアトレティコの選手であり、我々は他クラブの選手を尊重する」と話している。

 再三にわたるアトレティコと本人の否定にもかかわらず、移籍を巡る噂は後を絶たない。火のない所に煙は立たないと言うが……。

 はたして、夏のマーケットで前線の強化に動くのは確実とも言われるバルサは、ライバルチームのエースを引き抜くのか。今後の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部