一時はバルセロナ加入が有力視されていたアヤックスのオランダ代表CBマタイス・デリフトだが、ここに来てパリ・サンジェルマンへの移籍が近いとの報道が絶えない。

 デリフト自身、スペイン紙『Mundo Deportivo』に対し、出場機会を重要視していることを強調。お金やポジション争いが問題ではないとしたうえで、「今がそのタイミングじゃないかもしれない」と、バルサ移籍に疑問を抱いている様子をうかがわせた。

 そんな中、バルサの幹部であるエリック・アビダルのSNS投稿が注目を集めた。スペイン紙『Marca』が報じている。

 現在、バルサのテクニカルセレクタリーを務めているアビダルは、自身のインスタグラムで「バルサでプレーすることを疑う者は我々に必要ない」というクラブのレジェンド、ヨハン・クライフの言葉を引用。そこに「ヨハン、ありがとう。あなたは正しい」とのコメントを添えた。
 
 バルサはデリフト側の対応に苛立ちを覚えているとも報じられており、アビダルの言葉は選手サイドへの不満を漏らしたものとも解釈できる。ただ、『Marca』によると、クラブはアカウントが乗っ取られたとし、投稿したのはアビダルではなかったとしている。

 いずれにしても、フランス・メディアなどでは、パリ入りしたデリフトの代理人ミーノ・ライオラがパリSGと交渉しており、移籍合意に向かっていると報じている。

 だが、ライオラは、パリSG幹部と会合したという一報をイタリア通信社『ANSA』で、「典型的なフェイクニュースの例だ」と否定した。

 2018-19シーズンに大躍進を遂げた“ヤング・アヤックス”を牽引した同僚フレンキー・デヨングがすでにバルサ移籍を決めたのに対し、いまだ去就が確定していないデリフト。パリSGのほかにも、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッドと名だたるメガクラブたちからラブコールを受けたというオランダ代表の19歳は、どのような決断を下すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部