フランスのサッカー専門誌『France Football』は、現地時間10月21日に2019年度のバロンドール候補者30名を発表した。

 先月に行なわれたFIFAの最優秀選手賞でも最終候補者となったリオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドなどが順当に選出。また、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグを制したリバプールからフィルジル・ファン・ダイクやモハメド・サラーなど最多の7名が名を連ねた。

 しかし、その中にパリ・サンジェルマンに所属するネイマールの名前はなかった。2011年からノミネートされ続けてきたブラジル代表FWにとっては、9年ぶりの選外となった。

『France Football』は、その理由として、「彼は非常に複雑な1年を過ごした」と綴り、再発を繰り返した怪我や移籍騒動に揺れた点を挙げている。

 これを受けて、英紙『Daily Mail』は、ネイマールの「故障」に関する記事を掲載。2017年の夏に2億2200万ユーロ(約288億6000万円)でパリ・サンジェルマンに移籍して以来、300日以上も戦線から離脱していることを伝えた。

 記事では、ネイマールが、加入間もない2017年の9月から今月に至るまで、合計7回もチームを離脱していることを紹介。その日数をまとめている。

2017年9月=4日(足に軽度の痛み)
2017年11月=11日(筋肉系の問題)
2018年2月=90日(右足中足骨の骨折)
2018年11月=25日(股関節の筋肉を負傷)
2019年1月=85日(右足第5中足骨の骨折)
2019年6月=90日(右足首の靭帯損傷)
2019年10月=28日間の見込み(ハムストリングの損傷)

 今月12日に行なわれたナイジェリアとの親善試合でハムストリングを痛めて、今も戦線離脱中のネイマール。ドリブルを得意とするタイプのため、相手DFからの激しいマークを受けることが少なくないため、怪我のリスクは高いというエクスキューズはあるだろう。

 とはいえ、その移籍金やピッチ外での奔放な振る舞いもあり、「パリSGではエース級の期待に応えられていない」という声が上がるのも無理はない。

 そんなネイマールについて、『Daily Mail』は次のように綴っている。

「怪我はサッカーにつきものだが、ネイマールには当たり前のようになっている。今のままでは彼のキャリアは“悪夢”となってしまうだろう。このままではいけない。何かしらの改善が必要なはずだ」

 怪我によってキャリアが短命に終わった選手は少なくないが、ネイマールは果たして……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部