クリスチアーノ・ロナウドが数々の栄光を掴み取ってきたのは、徹底して己を律してきたからだ。ハイパフォーマンスを維持するために、自己管理を怠らないことで知られている。

 その凄みが分かるエピソードを披露した元チームメイトがいる。現在ボカ・ジュニオルスでプレーする元アルゼンチン代表FWのカルロス・テベスだ。

 スペイン紙『Marca』によれば、2007年8月から約2年間に渡ってマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたテベスは、ブエノスアイレスのイベントで、当時チームの大エースだったC・ロナウドが一日中、ジムにいたことを明かした。

「もはや強迫観念に駆られていたようにも見えたね。ロナウドはずっとジムにいるんだ。チームから『朝9時から練習だ』と言われて、8時にクラブハウスに着いたら、もうアイツはいる。7時半には到着していたんだろうね」

 さらにテベスは、C・ロナウドにまつわる驚きのエピソードを続けた。

「俺はどうやったらアイツを出し抜けるか?って考えた。それである時、朝6時にクラブハウスへ向かったんだけど、もうロナウドはそこにいたんだよ。半分寝ていたけど、アイツはトレーニングを始めていたんだ」

 自己管理を怠らないC・ロナウドのポリシーがよく分かるエピソードを明かしたテベスは、アルゼンチン代表でともにプレーしたリオネル・メッシとの「違い」についても話している。

「メッシの方が自然だ。彼は全てのことを自然とやってのけてしまうんだ。ただ、彼も苦手なことに対しては、しっかりとトレーニングを重ねている。例えば、フリーキックとかね。ロナウドはありとあらゆる壁を、自分を鍛えて、乗り越えてしまうんだ」

 34歳となってもトップスターとして活躍を続けるC・ロナウド。その圧巻のパフォーマンスは、昔から取り組み続けてきた“ハードワーク”の賜物であると言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部