今年の欧州サッカー界で最高の男は一体誰になるのか。

 フランスの老舗サッカー誌『France Football』は、現地時間12月2日にパリで毎年恒例となっているバロンドールの授賞式典を開催する。

 1956年から続く歴史ある同賞だが、今年はすでにバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに決定しているとリークされてしまっている。スペイン紙『Mundo Deportivo』などの複数メディアによれば、『France Football』は、すでに当人へのインタビューと記念撮影を行なったという。

 報道の通り、メッシが受賞すれば、2015年以来、史上最多の6度目となるが、これに異議を唱えたレジェンドがいる。元リバプールのOBで、現在はスコットランドの名門レンジャーズで監督を務めるスティーブン・ジェラードだ。

 英国の老舗ブックメーカー『William Hill』のインタビューを英紙『Mirror』が伝えたところによれば、ジェラードは、「私はメッシの一番のファンだ。それに間違いはない」としたうえで、こう語っている。

「メッシのアシストとゴール数は異常さ。だから私も彼が大好きだ。ただ、今年に関していえば、彼はバロンドールにふさわしくない。1年間の一貫性でいえば、全てのパフォーマンスが申し分なく、欧州王者になった選手がバロンドールを受賞するべきだ」

 では、そんなレッズ(リバプールの愛称)のレジェンドが考える2019年のバロンドールに“ふさわしい”男は誰なのか? ジェラードは次のように続けている。

「それはフィルジル・ファン・ダイクだね。100パーセントそうだ」

 昨シーズンに通算6個目のビッグイヤーを獲得した古巣リバプールの躍進を支えたオランダ代表DFを指名したジェラード。そのレジェンドの想いは実現するのか。注目の瞬間が迫っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部