2020年のセリエAでまず注目されるのは、ミランに復帰したズラタン・イブラヒモビッチだろう。1月6日に開催される第18節のサンプドリア戦で、いきなりデビューを果たすのか、メディアもファンも興味津々だ。

 しかし、「シーズン途中の補強は難しい」と口にする指揮官や補強担当者は少なくない。実際、ネームバリューがありながら、期待外れに終わったケースも散見される。

 そんななかで、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は1月4日に、「過去10年の1月補強ワースト10」と題した記事を公開した。そこでは、現在ヴィッセル神戸でプレーするルーカス・ポドルスキも選出されている。

 イタリアが元ドイツ代表FWに対して手厳しいのは、2015年冬に、アーセナルからインテルにレンタル移籍したポドルスキが、プレミアリーグ時代の活躍を見せることなく、わずか半年でイタリアを去ったからだ。

『Gazzetta dello Sport』は、「プロサッカー選手としての能力はもはやなく、交換留学生みたいにミラノの写真でインスタを埋めたが、ピッチでは18試合で1得点だけだった」と、ポドルスキをこき下ろしている。

 また、2013年に上海申花からユベントスに加わったニコラ・アネルカ、その翌年にマンチェスター・ユナイテッドからフィオレンティーナにレンタル移籍したアンデルソン、同じく2014年にチェルシーからミランに加わり、本田圭佑ともプレーしたマイケル・エッシェンも選出された。

 本田の元チームメイトは、もうひとり選ばれている。CSKAモスクワ時代に一緒だったセイドゥ・ドゥンビアだ。かつてJリーグの柏レイソルや徳島ヴォルティスでもプレーしたドゥンビアは、2015年にCSKAモスクワからローマに移籍。だが、永遠の都でインパクトを残せず、各地を転々とすることになった。

 なお、その他にはサミュエル・エトーも選出されているほか、フェデリコ・マケダ(2012年/サンプドリア)、エミリアーノ・アルファロ(2012年/ラツィオ)、イブソン(2014年/ボローニャ)、レオナルド・パボレッティ(2017年/ナポリ)が選出されている。

 果たして、イブラヒモビッチの復帰は、ミランにとって吉と出るのか、凶と出るのか。そして、各クラブの冬の補強はどのような結果につながるのだろうか。移籍市場がオープン中の1月31日までは、その動向に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部