セリエAで首位に立つインテルは1月11日、ホームで行なわれた第19節アタランタ戦を1-1の引き分けで終えた。12日のローマ戦でユベントスが勝てば、インテルは前半戦最終節で首位の座から陥落する。

 試合後、アントニオ・コンテ監督は再び選手層への不満をのぞかせた。この日、インテルはミラン・シュクリニアルとニコロ・バレッラが出場停止、ダニーロ・ダンブロージオが負傷、マティアス・ベシーノがコンディション不良で不在だった。

 以前も指揮官が補強を求めていただけに、インテルは冬のマーケットで複数選手への関心が報じられている。コンテ監督がユベントスで指導したバルセロナのアルトゥーロ・ビダルも狙っているが、チリ代表の去就は解任が騒がれるエルネスト・バルベルデ監督の進退次第とも言われるところだ。

 一方、今季でトッテナムとの契約が満了となるクリスティアン・エリクセンも、以前からインテルのターゲットとして騒がれてきた。そして11日、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』紙は、インテルがエリクセンの代理人と2024年までの契約で口頭合意に達したと報じている。

 記事によれば、トッテナムとの本格的な交渉はしていないものの、ロンドンのクラブは2000万ユーロ(約25億円)を求めているとのことだ。ただ、インテルはより安価での獲得を狙っているようだ。

 だが、衛星放送『Sky Sport』によると、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOは「面白い選手で、今季で契約満了となる。だが、彼のクラブとも代理人とも交渉は始めていない」と獲得交渉を否定した。

「いろいろな選手の名前と憶測が出回っているが、もちろん本当ではない。これまでは何もないんだ。このグループは(11日時点で)首位に立っており、リスペクトしなければいけない」

 果たして、ユベントスと順位が逆転してもその言葉を守る余裕はあるのか。そして、インテルはトッテナムとの交渉をまとめ、コンテ監督にエリクセンをプレゼントできるのか。今後の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部