現地時間2月26日に開催された、チャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16第1レグで、ユベントスはリヨンに0−1の完封負けを喫した。

 序盤からリヨンに主導権を握られて押し込まれると、31分にリュカ・トゥザールに先制ゴールを許す。CBのマタイス・デリフトが接触プレーで頭部から出血して治療中だったというエクスキューズはあるとはいえ、この一人少ない時間帯に失点してしまったのは、試合巧者のユーベらしくなかった。

 なかなか反撃の糸口が掴めないイタリアの絶対王者は、62分にミラレム・ピャニッチに代えてアーロン・ラムジー、70分にはファン・ギジェルモ・クアドラードに代えてゴンサロ・イグアインを投入し、徐々に攻撃が活性化。終盤は猛攻を仕掛けたが、最後まで1点が遠かった。結局、枠内シュートはわずか1本に終わっている。
 
 リュディ・ガルシア監督の就任後は持ち直しているとはいえ、現在リーグ・アンで7位のリヨンになす術なく敗れたユーベを、地元イタリアのメディアは糾弾している。

『Gazzetta dello Sport』紙は、「C・ロナウドが降伏した」と見出しをつけ、「孤立していたクリスチアーノ・ロナウドは独力で仕掛けたが、最後は降伏した」と綴り、中盤のピャニッチとロドリゴ・ベンタンクールについては「ミスが多すぎた」と扱き下ろした。

 同じく『Corriere dello Sport』紙も、「(マウリツィオ・)サッリ監督は中盤の構成を完全に誤った」と酷評。「リヨンに翻弄された」と厳しい評価を与えている。

 昨シーズンもラウンド・オブ16の第1レグでアトレティコ・マドリーに0−2と完敗を喫し、C・ロナウドのハットトリックによって第2レグで大逆転したユーベ。3月17日にホームで開催されるリターンマッチで、その再現ができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部