なでしこジャパンのエースも完敗を認めざるを得なかった。

 日本女子代表は現地3月5日(日本時間6日)、アメリカで開幕した国際大会のシー・ビリーブス・カップの初戦、スペイン戦に臨み1-3で敗れた。試合は1点を先制された44分、清水梨紗からのクロスを岩渕真奈が右足ボレーで合わせ、GKの頭上を抜く鮮やかなゴールで同点に。しかし後半、主導権を握られた日本は、相手のルシア・ガルシアに2ゴールを奪われ、突き放された。

 試合後、インタビューに応じた岩渕は、「触るのに必死でしたけど、入ってよかった」と同点弾の場面を振り返ったが、試合全体を通してペースを握られた展開に「完敗だし、技術の部分でも日本の長所が一切出ずに、相手に上回られた」と、反省しきり。

 昨年のワールドカップでは16強で敗退。以降、後方からのビルドアップによる攻撃サッカーを掲げて取り組んできた日本は、E-1選手権でこそ優勝という結果を掴んだが、再び世界の厚い壁に阻まれる形となった。岩渕も、「自分たちのボールを収めなければいけないのもそうだし、ビルドアップから全員で共通の意識を持って、立ち位置だったり。きょうのスペインがやっていたサッカーが理想だと思うので、しっかり立て直していきたい」と、同じ方向性を持つ相手が、一枚も二枚も上だったことを認めざるを得ない、まさに“完敗”だった。

 日本は現地8日(日本時間9日)に、欧州の強豪イングランドと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部