新型コロナウイルス感染拡大を受けて、Jリーグは2月26日から公式戦を延期中。4月3日に再開予定だったものの、いまだに予断を許さない状況で、さらなる延期も予想される。

 いつ事態が収束するか分からない悶々とした現状だが、選手たちは粛々と再開に向けて準備を進めるしかない。

 浦和レッズの長澤和輝は言う。

「Jリーグとしても未曽有の事態で、過密スケジュールになるのは間違いないですし、レギュレーションを変えなければいけない可能性に対しても言及しているので、本当に大変な時期だと思います。でも僕たち選手は一生懸命やるだけですし、クラブとしても判断に従うだけ。それぞれのクラブが目の前の地域でやることにまずはフォーカスして、やっていくべきだと思います。いい判断を必ずJリーグがしてくれるので、そこはしっかり従っていきたいです」

 ファン・サポーターにとっても、Jリーグがない週末は退屈だ。卒業式などの学校行事の他、さまざまなイベントが中止なっている。そんな現状で長澤は、選手にできることはないか、考えているという。

「一緒にサッカーをやったり、寄り添ってあげたり、直接触れ合うのは難しいけど、それ以外のところで何かをやっていかなきゃいけないなと。それは選手みんなが思っていますし、クラブのスタッフも考えてくれています。アクションが取りづらく、行動が制限されるところもあるので、逆にメディアの人を通じて、地域の皆さんが協力してほしいことがあったら、そういう話を取り入れて、できるだけ地域貢献していきたい」
 
 さいたま市の94校に卒業ビデオメッセージを送る企画を発案するなど、長澤は積極的に地域貢献に動いている。浦和の他の選手と意見を交換する機会もあるという。そんな長澤はサポーターにメッセージを送っている。

「特にこの時期は卒業だったり、新しい仕事に就いたり、切れ目の時期だと思うんですけど、そういった時にチームとしても、サポーターのみなさんに直接お会いできないとか、直接話ができないのは、非常に苦しいです。でもこうやってデジタルで直接会えるし、今はソーシャルネットワークもある。自分たちがどんどん発信していくことが少しでもみなさんの元気につながればいい。そして再開した時にしっかりと元気な姿をみなさんにお見せできるように、また勇気や希望に少しでも手助けできるように頑張っていくので、ぜひ応援よろしくお願いします」

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取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)