バイエルン・ミュンヘン所属のドイツ代表DF、ジェローム・ボアテングが高速道路でスリップ事故を起こした。ドイツ紙『Bild』が伝えている。

 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な欧州にあって、各国サッカーリーグは軒並み中止・延期を余儀なくされている。ドイツ・ブンデスリーガも例外ではなく、名門バイエルンも活動を自粛中。クラブは選手たちに自宅待機と屋内での練習メニューを課しているが、今回ボアテングはその承認を得ずに、無断で外出したという。ライプツィヒの病院に入院している愛息ジェルマー君を見舞うためだ。

 アクシデントが発生したのは、その帰り道。高速道路で自身が運転するメルセデス・ベンツのスポーツクーペをスリップさせてしまい、路側帯を飛び越えてガードレールに激しく衝突した。事故直後の画像を見る限り、クルマは進行方向の逆を向いてガードレールに乗り上げており、かなりの衝撃があったと推測される。

 ボアテング本人に大きな怪我はなし。『Bild』紙は「スピードオーバーで起こした事故ではなかったようだが、ボアテングのクルマには夏用のタイヤが装着されていた。凍結した路面で車線変更をする際、ハンドルを取られてしまったのだ」と伝えている。

 
 クラブへの報告義務を怠ったのは事実で、ボアテング本人は猛省しているという。「クラブにちゃんと伝えなかったのは明らかミスであり、いかなる罰をも甘んじて受けるよ」とコメントする一方で、「息子のことが心配でしょうがなかった。健康状態は良くない。息子が父親に会いたがっていれば、すぐでも駆けつけたくなるものじゃないか」と理解を求めた。

 今季もバイエルンで公式戦24試合に出場している31歳。なにはともあれ、大事に至らなかったのは不幸中の幸いだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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