先週末にリーグが再開したブンデスリーガで、フランクフルトはボルシアMGに1-3で敗れ、リスタートを白星で飾ることができなかった。

 そんななか、5月20日にスポーツディレクターであるブルーノ・ヒュプナー氏がクラブ公式サイトのインタビューに登場。チームの状態や、選手たちの去就について語っている。

 現地でも注目されているのが、2020年6月末で契約満了を迎える長谷部誠だ。リーグ中断前までは本人の希望次第で契約延長もあり得るという報道が流れたが、ヒュプナーSDはこのように語っている。

「彼のフットボールに取り組む態度のすばらしさは言うまでもなく、群を抜いている。自分のパフォーマンスの限界に達していないことに気づけば、自ら立ち止まることもできる。並外れて高い評価を得ているからこそ、プレーを重ねていくにつれても、絶対にチームにいてほしい人材だ。彼が現役を終えても、アイントラハトに彼を結びつけたい」

 このコメントが出た後、同日付けの現地メディア『ligainsider』のロビン・メイス記者は「クラブが彼をとどめておきたいのは間違いない。だが、『Offenbach Post』によれば、契約延長交渉は給与の調整のため行き詰っているようだ。契約延長でクラブと本人が合意したが、監査会が拒否権を行使したといわれる。再交渉が必要な段階だろう」と報じた。

 さらにメイス記者は、「フランクフルトでの未来は開けているが、それは(選手の道)ひとつではないかもしれない」と伝えている。

 ちなみに、同クラブに所属する鎌田について、ヒュプナーSDは「(2021年で満了する)契約を延長したい。特に国際マッチで、彼は我々を大いに助ける存在だということを示した。重要な選手であり、クリエイティブで得点力もあり、違いを生み出すことができる」とコメント。契約延長の意思を明らかにしている。

 新型コロナウイルスによるリーグ中断で移籍市場や契約延長交渉は不透明な状態が続いている。果たして36歳のベテランを巡る契約延長は、実現するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部