現地時間6月16日、ラ・リーガ2部の第33節が行なわれ、サラゴサは敵地でルーゴと対戦し、3-1で勝利した。

 この試合で、サラゴサに流れを引き寄せる貴重な先制点を決めたのが、香川真司だ。4‐4‐2の2トップの一角で2試合連続の先発起用されると、序盤から積極的なプレーで攻撃陣を牽引。そして、19分に最大の見せ場を作り出す。

 CKのこぼれ球を拾ったイニゴ・エグアラスからパスを敵エリア内で受けると、素早く前を向いて右足を一閃。鋭いシュートをゴール左隅に突き刺して、シーズン3点目を決めた。

 昨年9月に行なわれた第5節のエストレマドゥーラ戦以来、約9か月ぶりの一発を決めた後も、味方のビルドアップをサポートするなど献身的に働き続け、77分までプレーした香川。その出色のパフォーマンスに、スペイン紙は賛辞を贈っている。
 
 全国紙『Marca』が香川の得点シーンについて、「カガワがよくやった。右足で鋭い一撃を決めた」と速報を打てば、地元紙『Heraldo』は、「カガワがエリア内からの迫力のあるシュートで均衡を破った。文字通りの値千金だ」と絶賛した。

 もちろん、サラゴサのサポーターも興奮を隠せない。サムライ戦士の待望のゴールに、クラブの公式SNSには、「最高だ! 彼を批判する人たちはどこへ行ったの?」、「日本人の素晴らしいゴール」、「ゴラッソだ。君は僕の人生だ」といった称賛の声が集まった。

 暫定ながらカディスを抜いて首位に浮上したサラゴサは、次節に昇格を争うアルメリアを本拠地で迎え撃つ。香川は再びチームを勝利に導くことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部