約3か月の中断期間を経て、ようやく再開したラ・リーガ。そのなかで注目度を高めているのが、マジョルカに所属する久保建英だ。

 昨夏にレアル・マドリーと契約し、マジョルカへレンタル中の日本の至宝は、再開後は2試合連続で先発出場。とりわけ初戦となったバルセロナ戦では、スペイン全国紙『Marca』が「マジョルカは日本のタケのインスピレーションに依存していた」と賛辞を寄せるなど、出色のパフォーマンスを見せつけて、現地メディアの話題をさらった。

 堂々たるプレーぶりで声価を高めるニュースターは、他クラブからの興味関心を惹きつける存在になっているようだ。『Marca』は、「クボとレイニエルというマドリーの2つの宝石は、来シーズンもスペインでのプレー願望がある」と見出しを打った記事を掲載。そのなかで、「マジョルカを牽引するクボに対しての評価は再び見直されている」と伝えている。

 さらに同紙は具体名を明かさなかったものの、マドリーに対して、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場を目指すラ・リーガの複数クラブから久保の獲得に関する打診があったと報じた。

 現在ラ・リーガにおける来シーズンのCL出場権争いは、トップ2のバルセロナとマドリーが出場をほぼ確実にしており、残り2枠をセビージャ、レアル・ソシエダ、ヘタフェ、アトレティコ・マドリー、ビジャレアル、バレンシア、グラナダといったクラブが争っている状況だ。

 パリ・サンジェルマンやミランからの関心も囁かれていた久保の動向については、レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』などが、もう1年、スペイン国内のレンタル先でプレーしたいという本人の意向から、レアル・ソシエダもしくはベティスへの移籍が濃厚とも言われていた。

 19歳ながら圧倒的なプレゼンスを見せつけ、有力クラブの垂涎の的となっている久保。マドリー本格復帰の可能性も含めて、その動向から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部