いったいいつの間にここまで上達したのか──。レアル・サラゴサの日本代表MF、香川真司が流暢なスペイン語を披露して、地元サポーターを驚かせている。

 現地火曜日、ラ・リーガ2部の第33節でサラゴサはルーゴと対戦。19分に鮮やかなミドルショットで均衡を破ったのが香川だった。およそ9か月ぶりとなる今季3点目でチームを勢いづかせ、3−1の快勝に貢献。暫定ながらサラゴサを2部首位へと押し上げた。

 スペイン国内メディアの賛辞を浴びた背番号23は、木曜日にクラブ公式You Tubeチャンネルが公開したインタビュー動画に登場。いくつかの質問にすべてスペイン語でスラスラと回答してみせたのだ。

「(再開初戦は)勝利で再スタートを切ることができなかったけど、感覚、コンディションを早く取り戻せたことが大きかった。ルーゴ戦の勝利は自分たちにとってすごくポジティブなもの。自分のゴールでチームを助けることができて本当に嬉しい。僕自身の調子は上がっているし、自信もある。試合を重ねるごとにもっと上げていけると思う」

「(次節に向けて)ラ・ロマレーダ(本拠地)での試合の準備はしっかりできている。アルメリア戦でも勝利を勝ち取るために戦うよ。チームはよりメンタル面で強くなる必要がある。準備万端で試合に臨み、自信を持って前進していくのみ。そうすればおのずと、目標は達成できるはずだ! バモス!」

 
 クラブ公式ツイッターの投稿欄にはサラゴサ・サポーターから賞賛の声が多数寄せられている。

「すごいじゃないか! もうスペイン語をマスターしたのか!」
「もう通訳より上手くなっているんじゃないか」
「話そうとするスタンスが嬉しいね」
「ボールだけじゃなく言葉も自由に操れるとは!」
「スペインに来た外国籍選手が一番悩むのが言語。なんて偉大なハポネスなんだ!」
「君の活躍は我々の昇格に欠かせないね」

 さらには、「1年も経っていないのに上出来だ。ガレス・ベイルよ聞いているか!」「何年いてもデイビッド・ベッカムは一言も話せなかったからな」といったコメントも。

 怪我もあってなかなか思うようなプレーを披露できず、批判の矢面にも立たされてきた香川だが、今回のルーゴ戦のハイパフォーマンスで評価を一変させた。このまま好調をキープし、チームを昇格へと導く水先案内人となれるか。次戦は現地土曜日、3位につけるアルメリアとの大一番だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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