[J1第4節]川崎3-1柏/7月11日/等々力

 J1の第4節、川崎と柏の一戦が等々力陸上競技場で行なわれ、前日のJ2、岡山と北九州の一戦に続き、観客の受け入れが再開された。

 試合開始の2時間前、入場口がオープンすると、ゲートで検温を受けたサポーターたちが笑顔で次々とスタンドへ向かっていく。スタジアムに観客が入るのは約5か月ぶりだ。

 Jリーグは今週末から、5000人もしくは収容人数の50パーセントの少ないほうの人数を目安とし、ホームのサポーターに限って有観客試合を実施し、かつての日常を少しずつ取り戻そうとしている。

 スタンドでは感染予防策が徹底され、座席は間にスペースを空けて使用し、歌や旗を振っての応援は自粛。ただ集まったサポーターは拍手やタオルマフラーを掲げて選手を後押しした。

 この日は4724人が来場。リーグ再開後に行なわれた、無観客試合、いわゆるリモートマッチとはやはり雰囲気が異なり、チャンスや迫力のあるプレーには盛大な拍手が起こるなど盛り上がりを見せた。
 
 では、久々のサポーターの前でのプレーを選手たちはどう感じたのか。試合後のリモート取材に登場した川崎のキャプテン、谷口彰悟、この日2ゴールを決めてチームを勝利に導いた家長昭博に訊いた。

 谷口は笑顔を見せながら次のように話す。

「久しぶりにお客さんが入ったなかでサッカーができました。ちょっと独特な雰囲気もありましたが、拍手で反応してくださって、やっぱり良いなと感じましたね。皆さんの前でやれるのは本当に幸せなことなんだなとしみじみ感じながら試合をできました。そして勝利を届けられて嬉しく思います。Jリーグとしても、こうやってお客さんを入れて試合ができたことは、大きな一歩になるんじゃないかなと感じますね」

 また家長も背中を後押しされたと強調する。

「やっぱり拍手をしてもらったりすると、選手としてはありがたいですし、皆さんの応援で頑張れたり、励まされたりするので、選手としては、お客さんがいてくれて、プレーするのは改めて幸せなことだと感じました」

 今後も連戦が続いていくなか、やはりサポーターの想いは選手の力になるようだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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